VDSLからケーブルインターネットという選択肢② 設置と旧回線の解約

モデムの設置

指定日に機器が到着。もちろんJ:COMの担当者ではなく運送業者が持ってくる。

大箱の中に電話用モデムとインターネット用モデムの箱が1つづつ。
それとLANや同軸ケーブル類、分配器や書類数枚が同封。

セルフ設置についてはJ:COMのスマホアプリで手順を確認しながら進める。
まあ実際はただ配線を接続するだけなのだが、壁面のテレビ端子を弄ってスイッチを切り替えたりする必要があるのと、何か途中で設置完了のフラグ的な物をアプリから送信しているような感じだったので、物をただ勝手に繋げてはい終わり、と言うことはしない方が良いと思われる。

で実際に設置してみると、とにかくインターネットモデムが大きい。

傍に置いたiPhone8と比べてこの大きさ。

テレビ下のラック内になんとか場所を確保して置いてみたのだが、高さ的にはギリギリだった。
他所で見かけたNTTの光モデムも確かに結構なサイズがあったと思うが、あれば光電話のルーター内臓だったはず。電話モデムは別なこいつとの違いと言えばやっぱりWiFiルーター部がデカいんだろうか?

実際のところこのモデム(KCM3100)のWiFi機能は旧規格11acのWiFi5と言っても、その中ではほぼ上限値の4x4HT160対応なようなので理論値的には1733Mbpsが出せるはず。
まあ高機能WiFiなんてのを広告で謳ってるだけのことはある。

設置終えて接続してみて、無事ネットに繋げることができて一安心。

電話の開通まで

ここまででインターネットは開通したのだが、実はまだ固定電話が開通していない。
前述のJ:COMのアプリ内でも開通書類が届いてから再度手続きしてね、と言うメッセージが残ったまま。
電話モデムのランプも点滅していてエラーを出している。

電話モデムを設置する際、配線は元の光電話のモデムから一度J:COMの電話モデムに入れてそこから家庭の電話に戻す形で繋ぎ変えるように指示されているのだが、うちでは電話とJ:COMの電話モデム間に距離が有って行き帰りの電話線を2本も引けない状態。
とりあえず元のひかり電話モデムに2口付いてる電話口の片方をJ:COMに繋げて、それっぽく用意してあげることに。何か開通確認で元の回線との接続確認が必要だったりすると困るので。

結局電話が開通したのは、設置から10日後。
前日に開通書類が届き、開通日は翌日と記載が有り。
そして翌日の夜に配線を繋ぎかえて確認してみると問題無く発着信可能に。
モデムのランプも点滅から点灯に変化している。

この開通時点でも、前の光電話機器は特に異常を出していなかった気がするから、両方の回線が生きていたのかな?
後から思えば気になったけど、すぐに元の機器は外してしまったからどうだったのかは分からず…

U-NEXT光01の解約

これで新回線が開通したから、旧回線は解約できる。

U-NEXT光01については、会員ページから解約手続きが可能。
ログインして契約ページへ進めば難なく解約のボタンが見つかるはず。
基本的には説明を読み進めばそのまま解約まで一直線。
手続きが完了したら後は途中で指示された送付先にモデムを着払いで送り返すだけ。
モデムの元箱が有ればそれにそのまま入れて返せば手っ取り早い。自分の場合は元箱が見当たらず、モデム本体と配線類をテキトーに紙袋で梱包して送ってしまった。一応、貸与品だから気をつけて扱わなくてはいけないのだろうけれど。
他に、気を付けるとしたら解約の締めが20日でそこを過ぎると翌月扱いになること。

と、ここでUCOM光電話(いえのでんわ)の契約者に一つだけ注意事項。

解約の説明でこんな説明がある。
と言うか自分も解約前に直接電話で問い合わせて、同じような指示を受けたのだが…
乗り換え前に電話回線のアナログ戻しを指示される。
アナログ戻しって番号ポータビリティが出来ない場合の手段だと聞いているので、番号ポータビリティ自体が出来るなら必要なくね?と思うのだが、どうもこれを要求してくる。

結論から言えばJ:COMへの乗り換えにあたっては必要なかった。
ダメ元でそのまま乗り換えを申し込んで、問題無く開通。
断言は出来ないけど、恐らくNTT系の光コラボへの乗り換えでも不要なのではないかと。

もし解約者に不要な工事やらせてるとしたら嫌がらせ以外の何者でもないのでどうかと思うが…
確かアナログ戻しで諸経費諸々2万くらい掛かるよね。

J COM:NET 1Gコースの具合

実際開通した回線がどうなのか。
体感としてはかなり快適。
CATVのインターネットの評判はかなり調べて不安定だったり遅かったりという話が結構出てきて不安だったけど、今のところ長時間の接続断や不安定になるようなことも無く、安定して使用できている状態。

スピードテストでも、フルタイム下りが有線で600Mbps程度、無線で400Mbps程度出る感じ。
ちなみに休日夜の比較的負荷が高そうな時間帯でもこれ。

上りは微妙だけど元々VDSLの時もこんなもんだったので気にはならない。

というか後で元の契約を確認して気づいたのだけれど、U-NEXT光01のVDSLの上りって実は50Mbpsだった。
フレッツは一応上り100Mbpsのようなので、分からない所で実は制限を受けていたらしい。

今回のJ:COM1Gも上りは100Mbpsで、調子が良いと上限値近くまで出るから、上りについても若干のスピードアップになった。

後はPingとか応答値が高め。
これはCATVの同軸インターネットの明確な欠点らしいので、どうにもならない。
まあ普通に使っていて反応が遅いとかは無い。ネトゲとかに拘り出すと壁になるのだろうが、その辺は今のところ家族含めてやっていないため大丈夫そう。

そう、あと地味にシビアなのが1日のアップロードが30GBの制限。
クラウドにデータを一括してアップロードしたりすると引っかかってしまう可能性大。ここは気をつけないといけない。


結果としては大満足。
もし、自宅がボロマンションでVDSLしか使えず悩んでいる場合、ケーブルテレビのインターネットって選択肢を少し考えてみても良いかなと。

ただ、1Gコースって運よく自分の自宅マンションに対応していただけで結構限定的な感じで、下の320Mのコースで同様の快適さが実感できるのかは分からない。そもそもケーブルテレビが入ってない物件も多い。
物件ごとで環境差もかなりあるはずだから、あくまで参考程度の話として。


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