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コイオドリ大活躍の1日!『コイオドリ五番勝負』『コイオドリトークライブ』ライブレポート

この記事は、先日6月13日(月)に新宿ブリーカーにて開催されたライブ『コイオドリ五番勝負』『コイオドリトークライブ』のライブレポートです。
K-PRO所属のコンビ・コイオドリがメインのライブが2本立てだったこの日。写真を交えて振り返っていきたいと思います!

1本目のライブ『コイオドリ五番勝負』は、雑草魂の精神でK-PROの賞レースを総ナメにしているコイオドリが、エリート学生芸人たちと戦うネタバトルライブ!MCは事務所の先輩であるサノライブさんが務めてくれました。

このライブの前日に、K-PRO所属芸人の頂点を決める『K-PRO BOKUJO GP決勝戦』で優勝したコイオドリ。金賞パネルを持参してオープニングトークに現れました。
「このライブで俺たちが負けるとK-PRO全体が学生芸人に負けたことになる」と不安そうなコイオドリ・ハギさん。一方相方の多畑さんは「雑草のつもりがない!」と企画趣旨に異議を申し立てます。
「今日の出演者で仲の良い人はいるんですか?」というサノさんの質問に対し、「ゴヤはユニットライブ『ロッキョクイチバン!』で一緒だけど、他4組は今日が初対面」「自分たちの主催ライブなのに楽屋で肩身が狭かった」とこぼしていました。

サノさんがコイオドリをなかなか舞台袖へネタ準備に行かせてくれない一幕も。ハギさんがめちゃくちゃ楽しみにしていた漫画『ONE PIECE』の最新話ネタバレをサノさんに喰らっていたのが不憫かつ面白かったです。

前半3対戦は先攻・コイオドリ、後攻・元学生芸人!

コイオドリ

リンドバーグ

無尽蔵

右手でグーパンチ

コイオドリと元学生芸人3組のネタ披露が終了し、ポイント集計を兼ねた中MCトーク。

リンドバーグ・ますたにさんは大学を卒業したあと就職して会社員をやっていたそうですが、今年4月に退職して芸人に戻ったそう。その腰の低さを多畑さんが気に入ってました。
無尽蔵・山際さんは、なんと現役の東京大学院生!サノさんがコイオドリに「大学行った?」と素朴な疑問をぶつけると、多畑さんが「大学は行ったよ!!」とギャン切れ!
無尽蔵・野尻さんも右手でグーパンチさんも東京大学出身という華々しい経歴。なのにも関わらず右手さんは「そんなわけないでしょう!!」となぜかツッコミ!それを見てハギさんが「俺たちがイメージする”学生芸人”がまさに右手でグーパンチ」と発言すると、会場は共感の笑いに包まれました。

集計結果が出たので各対戦の獲得票数の発表へ。
サノさんが「右手でグーパンチさんは負けてます」とさらっと言うと「つまんないなぁ、大学くらいつまんない」とぼやいてました。

【前半戦結果】
1対戦目
コイオドリ18票 ー リンドバーグ1票

2対戦目
コイオドリ14票 ー 無尽蔵5票

3対戦目
コイオドリ12票 ー 右手でグーパンチ6票

結果はコイオドリの圧勝!「元も子もないこと言うけど、俺たちの主催ライブだからね」とハギさん。
3対戦目の結果発表前、サノさんが「さっきのは嘘の可能性もありますからね」「コイオドリ、これはほんまにごめんやわ」などと言うと、右手さんは「死刑台までのエスコートが丁寧だ……」「『グリーンマイル』とか『13階段』みたい……」とつぶやいていました。

「今自分たちが持っている票数を間違えたら得票数半分ください!」と提案した右手さん。しっかりハギさんが計算ミスをし、右手さんは「大学行ってて良かった〜!」と喜んでいました。それに続いて山際さんは「あーあ、お笑いでも勝てるようになんねぇとな〜!」と"縦のずん・飯尾さん"で会場を盛り上げていました。
が、ルールは適用されず、正々堂々後半戦も行うことに。

後半2対戦は先攻・元学生芸人、後攻・コイオドリ!

ビデボーイズ

ゴヤ

コイオドリ


2対戦を終え、集計タイムを兼ねたMCトーク。
「よかったです、コイオドリが無用な戦はしないタイプだったら僕らの出番はなかったわけですから」とゴヤ・やまじさん。真剣勝負したいですもんね……!
多畑さんは「ユニットライブやK-PROライブ『いぶき』で一緒になることの多いゴヤとビデボーイズには特に勝ちたい!」と意気込み。
「逆転チャンスとかないんですか?」という元学生芸人側からの提案に「逆転のチャンスですか……?」と怪訝そうなハギさん。一同「(チャンスは)なさそう〜!!」と笑ってました。一方で「2組で1票でも取れたらお前らの勝ちでいいよ!」とヤバすぎる啖呵を切る多畑さん。ハギさんが全力で止めてました。プライド0のゴヤ・Bりょうさんがめちゃくちゃ頭下げながらお礼を言っていましたが、真剣勝負ということでルールは適応されませんでした。

「大学お笑いは(コイオドリに)負けてしまったが、同期に小学校からコンビを組んでいる"小学お笑い"がいるので」とビデボーイズ・堀越さん。ハギさんは否定していましたが、『小学お笑いVSコイオドリ』、あるかもしれませんね。
やまじさんからあった「学生芸人は色味が悪い、華がなくてただおもろいだけ」という発言も盛り上がりました。

【後半戦結果】
4対戦目
ビデボーイズ3票 ー コイオドリ16票

5対戦目
ゴヤ3票 ー コイオドリ15票

5対戦目の結果発表の前に、サノさんから得票数を見せられたやまじさん。「こんなやり方ある?!」とこれには思わずハギさんも同情。最終的に倒れたやまじさんを抱きかかえてました。
しかし5戦5勝のコイオドリ!完封勝利で五番勝負の幕を閉じました。

2公演目は『コイオドリトークライブ』

ゲストにエバースさんをお迎えしてネタとトークをする1時間ライブです。

オープニングMCなしでまずはネタ披露!
コイオドリは「珍しい始まり方だなぁ」とこぼしていました。ゲストのエバースさんは初対面ということで、「初めてのトークライブのゲストが初対面の先輩なことある?」と少し不安げ。しかも本日6本目のネタということに対し、多畑さんが「俺ら思ったよりネタないね、自分でびっくりした」と吐露していました。
しかしネタは大盛り上がり!お客様の笑い声で会場はいっぱいでした。

エバース

2組のネタ披露のあと、トークコーナーへ。

エバースさんが好きで、今回披露されたネタも観たことがあったという多畑さん。しかしYouTubeに上げていない動画らしく、エバース・町田さんがどこで観たか不思議そうにしていました。ハギさんの考える最有力説は『ゴッタニJr』の生配信だそうです。
オファーのきっかけは、ニューヨークさんのYouTubeチャンネルでの出演動画を観て「かっけぇ……!」となったからだそう。「芸人の特権を使って、いちファンとして1時間おしゃべりしたいな〜」という思惑から、今日のライブに至ったとハギさん。

初対面のコイオドリに対し、プロフィールを聞きまくる町田さん。相方の佐々木さんに「なんか分かりやすい自己紹介ある?」と聞かれ、「親が高校の先生だけど自分は中卒(高校中退)」と自己紹介。コンビ揃って大卒のコイオドリに対し「(大卒の芸人)久しぶりに見たわ」と言い、会場を笑わせていました。

現在、2人でルームシェアをしているエバースさん。YouTubeの動画もその部屋で撮影しているようですが、「窓際で撮っているのになんでカーテン閉めないんですか?」というハギさんの質問に、佐々木さんは町田さんの方を見て「言っちゃいなよ」と含みのある発言。
なんでも中学生時代に彼女からもらったバレンタインチョコを窓際に置き、カーテンを閉めてチョコの存在を忘れて腐らせて以来、カーテンを取りつけなくなったと言います。「それ以来カーテン見ると『うわー!』ってなるんだよね?」という佐々木さんの問いに町田さんはしっかり「そこまでじゃないよ?!」と否定していました。

話題はバイト事情に。
まだバイトをしているという4人。町田さんとハギさんにはUberEats配達員という共通点が。このライブが配信なしであるということをいいことに、配達しに行った有名人の名前を挙げて盛り上がってました!

コイオドリはバイトに関連してお互いにちょっとした不満があるようで……。
多畑さんはハギさんがUberをやり始めてから原付バイクの話ばかりで嫌だといいます。ライブにも原付で通っていた時期があり、加入後初めてのユニットライブの打ち上げにも行かずに原付で帰った話を暴露。ハギさんは「"コロナ禍始まり芸人"なんで飲み会とかなくて慣れてないんですよ」と弁明すると、町田さんが絶対初耳のワードのはずなのに「あー、"コロナ禍始まり芸人"ね」と相槌を打っていたのが最高でした。
一方多畑さんは保育園でバイトをしているようで、ハギさんは「子どもの話ばっかり!」と不服そう。多畑さんは子どものことがまだわかっていないそうで、「3歳児の給食の配膳を40人前頼まれてやったところ、3歳児がどれくらい食べるのかわからず自分の食べる量を盛った」というエピソードに一同爆笑!

バイトの話で盛り上がりすぎましたが、最後にM-1グランプリの話に。
「2回戦から3回戦に上がるためにはどうすればいいですか?」というコイオドリからの質問に悩むエバースのお2人。「……『めっちゃウケる』じゃない?」と佐々木さん。町田さんは「会場の雷5656会館ってデカいから、ちょっと背伸びしてデカく見せるのは?」という提案をしていました。
「M-1ではツカミをやったほうがいい」という噂はあるけど「ウケないツカミやるくらいならやらないほうがいい」と佐々木さんは語り、町田さんはそれに対し「今日イチ同意」してました。

他にも「1回戦のTOP3の動画に載ると芸人だけじゃなくお客様にも受け入れられる感じがする」というエバースさんの経験談を聞き、「1回戦から強いネタでいこう」「ツカミはやらないでおこう」「堂々としよう」と反芻するコイオドリ。
今年のM-1グランプリ、2組の活躍に大注目です!!

ライター:もちづきもちこ
[Twitter] https://twitter.com/mczk_mochiko
撮影:田南全斗
[Twitter] https://twitter.com/my_arKe
   西城
[Twitter] https://twitter.com/saijoumizuki

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