勉強はいつしたっていい


今になって簿記二級の勉強をしなおしています。

以前学習はしたのですが、色々訳あって試験を受けずにいました。
当時わざわざ自費で資格学校のオンライン講座まで申し込んで勉強しました。
内容は理解したので、試験を受けられなかったこと自体そんなに気にしていなかったのですが、最近生活が落ち着いてきたのでせっかくなら資格を取ろうと思い、当時使っていた参考書を引っ張り出して復習中です。

かれこれ数年間簿記には触れずにいましたが、いざ学び直すと面白いです。
案外内容は覚えているもので、サクサク進められています。
次申し込める試験が11月なので、かなり余裕があります。
他にも学びたいことはあるので、スケジュール管理をしっかりして11月に資格を取ってしまいたいです。


高校生までは勉強はそんなに嫌いじゃなかったです。
好きまでとはならないですが、それなりに楽しんでいました。
大学受験も一日10時間くらい勉強する日々を送っていましたが、特段苦には感じていませんでした。
わからない、できない、がどんどんなくなっていく感覚を楽しんでいた気がします。

ですが大学生になった途端に学びからは距離を置いてしまいました。
非常に楽しい4年間を過ごすことができたのは間違いないのですが、非常に勿体無い姿勢だったなあと、社会に出てから超反省しています。

あれだけ時間の融通が効く立場に、あれほどさまざまなジャンルに触れられる環境下にありながら、なぜ学びにも時間を割かなかったのか。
当時の私に説教をしても聞く耳など持つはずはないですが、あまりに惜しいことをしています。

人生で1番楽しかった期間は間違いなく大学4年間ですが、人生をやり直せるのだとしたら同様に大学4年間を選ぶ気がします。
そのくらい、もう少し学びにリソースを割くべきであったと後悔をしています。


ですが、過去には戻れないです。
失った時を悔いていても前進はないです。
その分、今勉強すれば前進することができます。
興味が向いたタイミングこそがその人にとってのチャンスです。
新しいことを始めるのに早いも遅いもないとよく聞きますが、その通りだと思います。


私の座右の銘、というほど大袈裟なものでもないですが、ずっと大事にしている言葉・価値観があります。



今が1番若い


これです。
大した座右の銘ではないですが、結構気に入っています。
どういうキッカケでこの考え方を自分の心に据えたかは記憶にないのですが、割と大事にしています。

10代だろうと20代だろうと30代だろうと40代だろうと………
生きている今その瞬間が1番、これからの人生における若い状態です。
どう足掻いても時間は巻き戻らないです。

学生時代にやってれば…
新入社員時代にやってれば…
20代のうちにやってれば…

こういった思考に陥ることは私もままありますが、無駄です。
そう思うなら今やるのが人生において最善の手です。


初歩的な学びをするのも、
未経験の領域にチャレンジするのも、
いつやったっていいと、割と本気で思っています。
以前在籍していた会社でも、常に何か新しいチャレンジをされている私よりも年上の方が大勢いて、なんだか凄く背筋が伸びる思いをしました。
「今更それ?」という目は気にする必要はないのです。



私の性格は比較的保守的で、冒険をそこまで好むタイプではないです。
日々刺激を追い求めるようなタイプではないです。
安定は悪じゃないと思っています。

ですが、安定って割と難しいです。
それなりにチャレンジしたりし続けた上でようやく得られるのが安定だと思います。
ウォルトディズニーも言っていますね。
「現状維持では、後退するばかりである。」
現状維持をしようとすると後退します。
ある程度前進しようとしてようやく現状維持できます。
常に大きくチャレンジすることで、初めて前進できます。


常にチャレンジし続けることは非常に難しいです。
基本失敗します。
伴うリスクもチャレンジが大きければ大きいほど増大します。


別に全員が全員意識高く挑戦し続ける必要はないと思います。
疲れちゃいますからね。
凄い人は世の中にたくさんいますが、全員がそうあるべきだとは思わないです。

ただ、ちょっとしたキッカケで何かチャレンジしてみようと思えた時には、年齢やタイミングを言い訳にせず頑張った方がいいと思います。

なので私も、一度中断した学びを今更再開しています。
楽しいです。
学生時代に資格くらい取っとけばよかったという後悔はありますが、そう思うのなら今取るのが最善です。

新しい興味の対象が生まれたらnoteにも書いてみようと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?