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会社規模と創業年

私ごとで恐縮ですが、社会人として現在5社目の真っ只中です。
最近、感じるのはやはり会社規模(売上高や従業員)の違いによって、組織の違いやそれに伴う運用フロー、戦略の落とし方などが関連してくると感じました。もう一つは、創業年によって古いほど、何かしら定着した社内システムや同じく運用フローのルールなどに影響があると思いました。なので今回はこの2要素に着目します。

1:会社規模(従業員数)
シンプルに大企業だと組織的に回す必要があるので、部署間での連携は課題にもなりますし、一方で会社全体でのレバレッジ(会社のアセットを使いまわして、てこの原理で売上に繋げることも可能)も効くこともあります。売上効率の良いプロダクト(商品)があれば、売上のたたない新規事業へ予算を使うことも可能です。また横綱相撲のように、ベンチャーが成功し始めた瞬間に同様のビジネスで資金力でプロモーションを行なって上回る、もしくは買い取ってベンチャーを買収してしまうというやり方ができるのも大企業の強みです。
一方で、従業員の少ない企業は、なんといっても意思決定(というと大袈裟ですが、何か備品を買うとか、ちょっとした資料の公開なども含めて)早いです。ストレスがないですし、PDCAが高速で回ります。社内のコミュニケーションコストも大幅に少なく済みます。もちろん、リソース(人も金もブランドも)に限りがあるのでどうしても大企業に勝てないこともあります。

2:創業年
会社規模については想像しやすいのですが、実は創業年も結構ビジネスに影響が大きいなと感じました。古いということは、長い間運用フローを回してきたはずなので、独特の概念や言葉や運用の仕組みがある傾向があります。何度も生まれ変わってきたので、生き残っているはずなのですがそれでも、歴史が長いと色々な過去が積み上がっています。社員も古い人も当然多く含まれるはずです。
一方、新しい会社は、運用フローはゼロからスタートしているため、昔の負の遺産のようなものは少ない傾向です。さらに従業員数と掛け合わせると社員数の少ない新しい会社(すなわちベンチャー的企業)は無駄がないと言えば無駄がないと思います。無駄どころか、承認システムとか社内ルールも曖昧だったりもするでしょう。

で、たまたま自分と当てはめると、見事に従業員規模も創業年もバラバラな会社を経験してきたなと思いました。(ただ入社順で線を繋ぐとなんとなく後退しているようにも見えます笑)

1 OCCS Planning(1990年、70−100名)
2 Yahoo !JAPAN(1996年、7800名)
3 Vpon JAPAN(2014年、10−30名)
4 BIPROGY・日本ユニシス(1958年、8200名)
5朝日新聞社(1879年、3800名)

会社規模×創業年(番号は入社順)

それぞれがそれぞれのカラーがあり、転職される方は「従業員数」と「創業年」をぜひご確認くださいませ

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