マガジンのカバー画像

メマリーえっせえ

109
メマリーさんがつづる、つれずれ、ずれずれ、さわやか、ふにふにえっせえ。
運営しているクリエイター

2019年12月の記事一覧

MEMARY  探訪2019 ラーメン篇

さー皆さん。今日は何の日でしょう。さんはい。 大みそか。でございます。と言う訳で、2019年。京都旨いもの探訪者であるメマリーさんのうまうまリポをシリーズでご堪能いただこうと思います。 1000年の都は今年もやっぱり魅力たっぷりでございました。 メマリーさんのグルメ探訪。「MEMARY 探訪」 これを見れば、あなたはもう今すぐにでも京都に向かわずにはいられないことでしょう。(笑) さーて記念すべき大みそか第一弾は。 みんな大好きラーメン特集。京都は言わずと知れた

82才現役ナース。

私と同じ部署で働いておられた看護師Mさん。この人が超人なのである。 なんと、看護師歴60年の大大大ベテランナース。彼女の自慢は今まで一度も仕事を休んだことがない事である。 「子供も帝王切開でスパッと生んで、すぐに職場復帰したし、子育てはお手伝いさんに頼んで夜勤もこなしてきた」 「医者に掛かったのは帝王切開の時だけ。薬も飲んだことがない」 「働くことは生きること!!」 が彼女の口癖。 正しく超人。 そんな彼女がこのたび、フルマラソンに出ると言うから驚きだ。 びっく

ハメマラ

食堂で「ハメマラ」「ハメマラ」と連呼しながら、男性患者さんたちが何やら、にやにやと笑みを浮かべていた。 「ハメマラ?」 私は、頭上にはてなを浮かべて、小首をかしげていると、一人の患者さんが、 「ハメマラや、先生知らんのか?男はみんな知ってるぞ」 と言うのだ。 「すみません。語彙がないもので。初めて聞きました」 と答えると。患者さんは、 「ハメマラや。よう考えてみ。歯、目、」と言いながら、自分の歯や目を指で刺していき。最後に私の股間に手を伸ばし。 「マラや!!!

どうぶつたちへのレクイエム

写真展に行ってきた。あまりにも衝撃的だったので写真集を買って帰ってきた。 「動物たちへのレクイエム」児玉小枝さん 最後のページを閉じた時、私は肩をしゃくって泣いていた。 同書は今まさに殺処分されようとしている子(犬や猫)の最後の命を切り取った写真集である。 格子越しに見つめる彼らの瞳が脳裏にこびりつく。 どす黒い積乱雲のような感情が私の心臓を圧迫する。 私は止まらぬ涙を拭おうともせず、破裂しそうな感情の濁流を開放するようにペンを走らせた。 ― 生まれてきたわけ 

岩合光昭大作戦!

アクセス数を伸ばそうと思うが、何の特技もなく有名人でもない一般ぴーぽーの私がそんな簡単にアクセス数を伸ばせるはずもない。 そこで私は閃いた! 人気ブロガーと言われる人々はどのような内容のことを書いておられるのかを検証してみよう。先人たちの人気の秘密を解明すればアクセス数が伸びるのではないだろうかと。(結構普通でしょ) 人気ブログランキングを調査! 1猫2猫3犬4猫5犬6猫7犬8株・FX9猫………時々病気 なんじゃこりゃ! ほとんどが猫と犬で構成されているではないか

仕事の流儀

むかーし、昔。long long a go。 役者なんぞをやっていた時期がある。年を重ねたせいか、昔のことをよく思い出すようになってきている。 若くて無鉄砲で怖いもの知らず、イケイケドンドンだった私は、芸能事務所の社長から 「役者は勢いだけじゃダメなんだよ。みんなにかわいがられる愛されるキャラクターにならないと仕事は貰えないよ」 と、よく言われていた。 みんなにかわいがられるキャラクター・・・・。 その当時私は親から譲り受けた天性の目つきの悪さで、やくざ役専門みた

登山なんて大嫌い:酒呑童子、大江山連峰編

自慢じゃないが、私は登山が大嫌いである。しかし、時折、ふと乱心を起こすことがある。 ある日私は深酒をして、倒れ込むように布団にもぐりこんだ。 朝日にたたき起こされ、眠い目をこすって窓を開けると、晴天快晴。さわやかな風が頬を撫で、酔いを醒ます。何とも気持ちのいい朝ではないか。 よし!! 山に登ろう!! 思い立ったら吉日である。 Tシャツにジャージ。完全に山をなめきった姿に身を包み・・・ ジャージのお尻のところに穴が!! いきなり出鼻をくじかれてしまった。 まぁい

赤ちょうちん

とんでもなく若いころ、大手を振って、プータローをしていた私は、大きなギターケースを抱え、ぷらぷら大阪天王寺駅をさまよっていた。 停車していた夜行バスが目に入り、何を思ったのか気付いた時にはバスに乗り込んでいた。 着いた先は鹿児島。 何の考えもなしに来たものだから、着替えもなければ地図もない。 ポケットに手をやると夏目漱石が二人グシャッと可哀そうな姿で現れた。  とにかく腹が減っていた。 「商店街は何処だ」と街ゆく人に聞きもってようやく、商店街に辿り着く事が出来た。

泣いた赤鬼

奇跡が起きた。長かったぁ~。あの、あの常総の赤鬼が~~。あの稀勢の里が優勝。横、横、横綱だってよ~。苦節何年になるんだ、次こそは詐欺で何年も何年も待ちましたよ。 ほんと、稀勢の里Tシャツを着こんで両国に応援に行くも、場所序盤であっけなく2敗とか横綱全員に勝てるのに幕の下のほうの人にポコポコ負けちゃう、あの稀勢の里が。 朝青龍が怖くて下を向いていたあの稀勢の里が。いつも口元をも~にょ、も~にょさせていた、あの稀勢の里が。優勝だなんて。綱取りだなんて。僕は…僕は…うれしすぎて

登山なんて大嫌い:備中松山編

現存12城を巡ってみようと思い立ち。行ったことのある城を指折り数えてみた。 松本城、姫路城、高知城、丸亀城、彦根城、松江城、松山城。 備中松山城には行っていない。ならば、と車を走らせいざ岡山へレッツラゴー 高梁市に入ると、川の堤防がコンクリートの石垣風でできており、何とも城下町を思わせる演出。城好きにはたまらない街づくり。高校の土台も石垣でできているほどの秀逸っぷりに感心しながら城を目指した。 駐車場に入るとシャトルバスが止まっており、それに乗れと係りの人に言われた。

野球

患者さんが「野球も終わったしテレビもおもろないな」と寂しそうに言うのだった。このご仁バリバリの阪神ファンである。いつも阪神で一喜一憂しているお方だ。 と言う訳で、今日は野球のの思い出を書いてみよう。 正直言って、私は野球に対してまったくもって興味がない。 だが、今までには、甲子園や大阪球場、東京ドーム、広島球場と数多の球場で野球観戦をしてきた。アメリカで大リーグ観戦も楽しかった。 しかし、しかしである。野球に対して興味はゼロ。 そんな私の「高校野球」の思い出・・・。