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理学療法・リハビリテーション

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理学療法って何でしょう?リハビリテーションって?知らない人も多いのでは?理学療法普及ブログ。みなさん、理学療法を知ってください。以外に守備範囲の広い職種です。(*- -)(*_ …
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#医療

ついダークサイドに落ちてしまうなぁ(笑)

大手介護系企業の講習会で、嚥下リハビリテーションを在宅で積極的に行っておられる先生。という触れ込みで紹介されて壇上にお立ちあそばしたのは、なんと「訪問リハビリマッサージ」という業態でお商売している。按摩・マッサージさんだった。 おいおい。突っ込みどころ満載である。 嚥下リハにおいては、言語聴覚士という立派な国家資格があって、日々嚥下と闘っているリハビリテーション専門職が居られるのを差しおいて、按摩さんが嚥下の講習。専門性もへったくれもあったもんじゃない。 会場にお集まり

認知症研究のスーパースター

NHK「認知症研究の第一人者が認知症になった」見ましたよ~。 番組内容 自ら認知症であるという重い事実を公表した医師がいる。認知症医療の第一人者、長谷川和夫さん(90)。「長谷川式」と呼ばれる早期診断の検査指標を開発、「痴呆」という呼称を「認知症」に変えることを提唱するなど、人生を認知症医療に捧げてきた。認知症専門医が認知症になったという現実をどう受け入れ、何に気づくのか。誰もが認知症になりうる時代。長谷川さんの姿を通して認知症を生き抜くための手がかりや希望をつむぐ。

そもそも論

そもそも、 リハビリテーション治療とは? リハビリテーションとは? リハビリテーション専門職とは? 理学療法とは? 的なそもそも論をする療法士が多い。私的には今更感がぬぐえないが、とにかく、なぜか、理学療法士たちは、そもそも論が好きなのである。 語源は?とか元々的なやつが大好物である。 で、その議論から結局何が生まれてくるかと言うと、どうせ俺たちは・・・的な議論に終始する。 なんじゃそりゃ? 知り合いに相談すると、そもそも論をする人たちは、壁があった時に立ち返る作業

愚痴の多い療法士

知り合いの介護支援専門員から 「療法士のブログやTwitterはどうして、愚痴やネガティブアピールが多いの?」 と素朴~な感じで聞かれた。なんてタイムリー。エヘ。 もしやとは思い最近の自分のブログを振り返ってみると、確かに愚痴めいたことが多い。なんなら、昨日も愚痴noteだった。(笑) なぜだろうか? なんだか、みんな悶々としているのだろう。制度ビジネス上で医療をやっている連中なので、制度の中では、いいことをしたくてもできないジレンマが渦巻いているのだろうとは思う。

QOD(クオリティ オブ デス)死の質

QOL(クオリティー・オブ・ライフ)生活の質。というのは聞いたことがある人も多いだろう。医療・福祉系の人は必ず習う単語です。 今日は、QOD(クオリティ オブ デス)死の質についてお話してみよう。 100歳以上の高齢者の寝たきり率がアメリカでは30%程度。日本ではその倍60%以上が寝たきりなのである。 これが何を意味するのか? それは、医者任せ、介護支援専門員(ケアマネ)任せ、市役所任せ・・・。 つまり他人任せで長生きした結果と言わなければならない。 自分の人生や生

理学療法士広報活動!!皆さん観て下さい(*- -)(*_ _)ペコリ。

そうだ、そうだった。私は理学療法という日本ではあまり知られていない、マニアックな治療法。はたまた理学療法士と言う認知度の低い職業を一人でも多くの人に知ってもらいたい!!という、大志を抱いてnoteを始めたのだった。 というわけで、理学療法士を広報したいと思います。御付き合いください。(*- -)(*_ _)ペコリ 理学療法士が主人公の映画でございます。これは、fuluやAmazonプライム等々でやりまくってもらわねば! 皆さんもみて下さいね。 予告をどうぞ。 東京都

小児リハビリテーション序章。始まりの始まり

長年、本当に長い間、高齢者医療にかかわってきた。介護保険が始まる前から、寝たきり高齢者のリハビリテーションに関わってきた。高齢者医療は本当にここ20年で大きく変わった。私がかかわってきたリハビリテーション治療もどんどん変化していった。 遊びリテーション。パワーリハビリテーション。レッドコードセラピー。認知症リハビリテーション。等々。高齢者リハビリテーションも時代とともに目まぐるしく開発され変化してきた。 高齢者医療とは? 高齢者のリハビリテーションとは? 高齢者におけ

治療哲学

髪の毛が伸びてきてうっとうしくなってきたので散髪に行ってい来た。 散髪屋の大将が 「この間ね~。テレビで20年間病院の隔離病棟から出してもらえなかったってやつやってたんですよ~。酷いですよね~。かわいそうに~。」 不憫だ~。というような表情を浮かべながら話すのだった。 「へ~。そんなの普通ですよ。」 と私が平然と答えると大将は驚いた様子だった。 しかし、その散髪屋の大将も自分の父親を長い間老人施設に入れていた。どうしてそんな番組で「かわいそ」がっているのか不思議だ。自分も

お薬大好きーーー!!

お薬って不思議ですよね。「あんたお薬好きだね~そんなにたくさん飲んで」といわれると、「こんなもんスキで飲んでるんちゃうわい!!」と反発したくなる。 しかし・・・・。 「あんた、お腹が痛いとか膝が痛いとか言ってるけど、検査したけど、どこもわるくないので、薬とか別にないから。」と医者に言わると「薬の一つもくれへんのかい!!」と言いたくなる。そんな人多いんじゃないでしょうか(笑) 嬉しそうにほくほく顔で「お薬大好きーーーーー!!!」とばかりに大量のお薬を両手に抱えて院外薬局か