ペラペラ感想シリーズ「花束みたいな恋をしたの、正直な最初の感想」

「花束みたいな恋をした」を観たのだけど、何しろ、みんなの感想を読むのが面白い。普段映画を観ても、感想や考察は見ないが、この作品は、ついついみんながどんなことを思ったのか気になってしまう。

今はいろんな考察を読んでしまったから、嘘か誠かよく分からないみんなの考察や感想が、私を支配してしまっている。最初に純粋に思ったことが分からなくなる前に、記述しておきたいと思った。

以下、わたしのメモより

------------------------------

花束みたいな恋をした
一人で見た。分からなかった。この映画は誰が観にくるんだろう。誰が面白いと思うのだろう、どこに狙いを定めた作品なのかが分からなかった。坂本裕二節もあるけれど、いつもより薄い、弱い。なんだか違和感だらけだけど、最後のファミレスのシーンは何も考えなくても泣けた。それは間違いなかった。

わたしはこの映画から何を感じ、何を学べばいいのだろう?あまりにも現実を突きつけてくるこの作品に、何を感じればいいのかも分からない。

有村架純と菅田将暉目当てでくる人たちはこれが、面白いと思うのだろうか?出てくる本や映画、音楽は、分かるんだろうか…?彼らもこんな感じで恋を始めた経験があったのだろうか?と思った。(すごく偏見です。ごめんなさい。)

坂本裕二は20代前半の割と純粋な恋愛のエモさを表現したかったんか?全然汲み取れなくて、でも、これを面白いと思えない自分は坂本裕二ファン失格なのではないかと思って、少し考えて
「菅田将暉氏が、
電車に乗っていることを
電車に揺られるって言っていたところが、わたしのエモポイントでした」
って友達に送った。

たしかに、わたしは電車に揺られるという表現をする人が好きだ。いや、そういう表現を好きな人を好きになりやすい。多分。

いつもドラマに出てくるような、みぞみぞした台詞を待ちながら最後まで観てしまった。

肩に力を入れていたみたいで、少し疲れた。そういえば、通路を挟んで隣の男性と笑うタイミングが同じだったなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?