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どんな大学生インターンと働きたいと思っているか

最近ありがたいことに、大学生インターンのメンバーと一緒に働かせてもらったり、面接をさせてもらったりする機会がある。

その中でふと思ったことを久しぶりにnoteにまとめて、あとで振り返りができるようにしておこうと思う。

趣旨としては、「こんなメンバー(大学生)と働けると良いな」という意味合いと、「自分としてこんな基準で人を見ていて大丈夫なんだっけ?」というのを周囲からフィードバックをもらいたいなという気持ちの2つある。ツッコミどころがあればぜひ教えて欲しい。


面接時に話を聞きながら何を見極めようとしているか?

まず何を判断するためにお話をさえてもらうのかという点であるが、大きく6点ほど見ている。

  1. きちんとした受け答えができそうか?

  2. 普段から思考するクセがあるか?

  3. メタ認知ができているか?

  4. 素直さはありそうか?

  5. 自己肯定感は高そうか?

  6. そもそもきちんとコミットしてくれそうか?(質より量を期待)

話の流れの中では、自己紹介をしてもらい、普段どんなことをやっているか、どんなことが好きか、将来どうなりたいか?というような話をさせてもらっているが、その中で上記の6点を見極めるために、質問の仕方・内容を考えながらお話をさせてもらっている。

1.きちんとした受け答えができそうか?

意外とここでつまづく人もいる。仕事をお願いするのに支障が出ないくらいの最低限の会話のキャッチボールが出来そうかは必ずチェックする。

話の内容が噛み合わないみたいなのは分かりやすいが、話の仕方として、相手の言っていることをきちんと聞いていそうか、自分の主張だけを述べていないか、そもそも体や顔がきちんと相手の側を向いているかなど、基本的なところはきちんと見ておかないと、いざ仕事を一緒にし始めると苦労することがある。

2.普段から思考するクセはあるか?

これには大前提として普段から何かしら興味領域のインプットを行っているか?という部分が大切である。

その上で、インプットしたものを自分の中で咀嚼しながら、新しい物事に対する理解を深めたり、物事の見方が変わっていったりする経験を日常的に行っているかどうか。思考体力を養うための習慣としてとても重要だと思っているので、ここはできる限りレベルの高い相手を求めたい気持ちはある。

その上で、インプットした情報を自分の中で咀嚼し、何かしらのアウトプットにつなげていると、もう恋をするほど一緒に働きたくなる。

アウトプットの形はなんでも良い。ブログでもTwitterでもプログラミングでも音楽でも。

本人の思考力が伴ったアウトプットはオリジナリティを生み出しやすい。

3.メタ認知ができているか?

シンプルに集団の中の自分のことを客観的に見えているか?客観的評価と自己評価がきちんとバランスが取れているかなどは意識して聞くようにしている。

また、社会構造などを考えるときに、一側面から考えるのではなく、複数の側面から物事を捉えられるような思考が出来ていると、とても良い。というかめっちゃすごい。

若い頃は勢いで物事を進めようというのが通用する場面もあるし、そういうスタンスでいる人が多いとは思うが、複雑な社会課題に向き合おうとするほどハードルは高くなる。

どんな理で物事が動いているのか?を理解しようというスタンスを持っていてさえいてくれれば、難しいプロジェクトも一緒に上手く乗り越えていってくれるような気がする。

4.素直さはあるか?

ここは顕著で、ある程度自分に自信があれば自分の主張を強く伝える場面があるとは思うが、試しに否定的な返しを会話の中でした時にどんなリアクションが返ってくるかは、注意深く見ている。

過去の自分も、否定的な意見を聞いた時に反発してしまう瞬間を何度も繰り返してきたが、その度に周囲との摩擦は大きくなり、自分のやりたいことを通していくことは難しくなっていった。

どんな話も、まずは一度受け止めてみた上で、実際の行動に活かすかどうかは自己判断をしてもらえたらと思う。ただ、出来るだけ一度は素直に受け止めてみるかどうかは、いい大人になった自分も難しいものはあるが、ぜひ大切さは強調しておきたい。

5.自己肯定感は高そうか?

表現が難しいところではあるが、仕事において自己肯定感が低い側面を見せてしまうのはデメリットになると考えている。

プライベートの場面であれば、そうした相手もきちんと受け止めて関係性を作っていくというスタンスであるが、仕事の場面においては、残念ながらそうしたパーソナルなところまで気にかけられるほどの余裕をまだ自分には持てていない。

6.きちんとコミットしてくれそうか?

他が弱かったとしても、最悪ココ一点だけでも優れていて欲しい。若いうちは質よりも量だと信じている。

量を質に転換させるのは、場数とメンター側の力量という要素があるとは思うが、量を担保できないと成長に期待を持つことは難しい。

また、コミットメントがどれだけ持ってくれそうかという視点はもっと重要である。解決しようとする物事に対して、どれだけ思考時間を費やして手を動かしてくれるかどうかは、ほぼほぼパフォーマンスに直結する。

若いうちは本当に量とコミットメントを大事にしてほしい。

全てを兼ね備えていて欲しいわけではない

色々書いたが、別に全てを兼ね備えていて欲しいわけではない。そういう人ももしかするといるかもしれないが、それはかなりハードルが高いことだとは理解している。

また、別に6つの視点だけで見て人の良し悪しを評価しているわけでもない。あくまでも一緒に仕事をするなら、こうした特徴を持っていると一緒に働きやすいだろうと考えているだけなので、人の良い悪いを評価しているわけでもない事に留意してもらえたらとは思う。


最後に、ヘルスケア領域の新規事業創出に取り組むための、リサーチ業務や資料作成などの業務を担ってくれるインターン生を募集しています。

本人の意欲さえあれば、ヘルスケア領域で活躍できるプロダクトマネージャーに育て上げますので、ぜひ色んなプロダクト作りを一緒に経験しましょう。

上の6つの項目を自分なら兼ね備えているなと、自分に自信がある方ぜひご連絡お待ちしています。


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