【逸脱】『Dark Horse 好きなことだけで生きる人が成功する時代』|読書感想
はじめまして、アリソンです。
本日はタイトルにある通り、ハーバード大学の心理学教授である
トッド・ローズ、オギ・オーガス著作
『Dark Horse 好きなことだけで生きる人が成功する時代』を
読んだ感想をお話しさせていただきます。
と言っても完読したわけではなくまだ途中なのですが、
今すぐアウトプットしなければならないと感じ、こうしてnoteを書いているわけです。
この書籍が伝えたいこと、それは
<標準化社会からの逸脱>
だと感じました(まだ途中ですが何回この言葉を見たかわかりません)。
標準化社会とはつまり
「出世コースを歩み、地位と名誉を獲得すること目指す」
「お金持ちになることが幸せになることだ」
「早期退職するのは甘えだ」
といった、皆が潜在的に<この世の理>然としているものが、
根付いた社会のことです。
著者はこうした標準化された社会から逸脱し
個人軸で物事の価値判断を行い、充足されることが成功の秘訣だと語っているわけです。
こうした前向きな集団からの逸脱は
トッド・ローズ氏の著作『「集団の思い込み」を打ち砕く技術」』で
<ポジティブデビアンス>と表現されていました。
皆さんはどうでしょうか。
普段自分が行なっている決断が、あなたのものであると言える自信はありますでしょうか。
私はないです。
就職浪人していた時も、就職できなかった自分を負犬だと感じていましたし、
入社2ヶ月目で転職を考えている自分を軟弱者だと考えてしまいます。
世の人が私を見てそう思うでしょう。
これらの考えがまさに標準化社会の影響を強く受けている証です。
(いや事実だろと感じた人も標準化された考えに支配されているかもしれません)
ではそんなことを考えてしまう人はどうすれば良いのか。
彼らは、充足感を強く追求することを提案します。
とにかく自分が満たされていると思える方向に体を動かしていくわけです。
それが何かわからない人に2つのメソッドを紹介しています
①小さなモチベーションを大事にする。
『憧れのアーティストに会ってみたい』
『営業マンになってみたい』
『本を描きたい』
人は日々、あれをしてみたいという「欲望」を抱えていながら、
レールから外れること、すでにあるものを捨てることの恐怖心からこれらの機会を手放していると思います。
私自身もこうした欲望を、常に叶えられないものとして目を背けてきました。
今は、心の中に現れる小さなモチベーションを記録するようにしています。
②評価ゲーム
これは小さなモチベーションを突き止めるためのメソッドです。
3つの手順で行います。
1.自分が他者を評価している瞬間を意識する
日々関わる人(SNSを含む)に対して自分がどのような時に相手を評価しているか
そのことに意識を向ける。
2.評価した時にどんな気持ちが浮かんだかを見極める。
肯定的でも否定的でも良いので、どんな強い気持ちが浮かんだかを
意識することが大切。
3.なぜそんな気持ちが湧いたのかを自問する。
自分を欺かず、内省することで感情の源泉をたどる必要があるわけです。
例えば、テレビに出ているお金持ちを見て「あーお金持ちでチヤホヤされるのいいなー」と思えば、高い収入を得ることが充足感のカギになるかもしれません。
こんなことをして、実現できるなら苦労しないわと
ボヤきたくなるところですが、そんなことを言っていたら
本当に救われる道がないように感じるので、ポジティブに捉えようと思います。
転職を常に意識しまっている私ですが、
転職してまでやりたいことがないこともまた、
絶望感を感じされている要因となっています。
この書籍を読み、自己分析を継続していくことで
標準化社会から逸脱した、個人軸の充足感を手に入れられるよう
精進していこうと思います。
以上、メンタル豆腐男の読書感想でした。
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