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【速報】共同親権の活動家、東京拘置所に勾留か ―選挙ポスターでの名誉棄損の疑い

共同親権運動の活動家「羽田ゆきまさ」氏(通称)が、自身の選挙ポスターについて名誉毀損に問われ東京拘置所に勾留されていると、本日8月3日、共同親権運動のメルマガにより報じられました。

「メルマガ共同親権」は、号外「羽田ゆきまささん、 獄中からの出馬表明、立川市長選へ」を発行し、羽田氏の声明文を掲載しました。

羽田氏をめぐっては、選挙ポスターに「DV妻」などと記載し、妻と思われる顔写真を掲載したこと等が問題になっています。
(現時点では、名誉棄損の事由は明らかになっていません)

なお、同メルマガを発行する「共同親権運動・国家賠償請求訴訟を進める会」は「弾圧です」とコメントし、第1回公判の日時等を告知しています。


共同親権運動の宣伝のために選挙を利用

羽田ゆきまさ氏は、共同親権運動の宣伝を目的として、大田区議会議員選挙(2023年4月23日投票)に立候補しました。

羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月20日)


選挙公報には「日本は共同親権にする必要があります」

羽田氏は、選挙公報に「私は妻からのDV被害者です」などと記載し、「DV妻の虐待音声公開」とのQRコードも掲載しました。
いわゆる"連れ去り勝ち"を主張し、「日本は共同親権にする必要があります」と訴えています。
なお、羽田氏の選挙公報には、候補者の氏名も顔写真もありません。

羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月20日)
※QRコード、子どもの実名を隠しました。


選挙ポスターに「DV妻」と記載し、「連れ去り」と主張

羽田氏は、選挙ポスターに「DV妻」などと記載し、妻と思われる顔写真(黒目線入り)を掲載しました。
また、子どもの実名と顔写真(黒目線なし)も掲載しています。

羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月18日)※QRコード、子どもの実名、顔写真を隠しました。
羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月18日)※QRコード、子どもの実名を隠しました。
羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月18日)
羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月18日)※QRコードを隠しました。


選挙ポスターには小さな字で「当選を目的とした立候補ではありません」

先述の通り、羽田氏は、共同親権運動の宣伝目的での立候補であることを公言しています。
選挙ポスターには、隅に目立たない小さな文字で「私はほかの候補者に投票予定。私に投票はしないでください」「当選を目的とした立候補ではありません」と書いています。

羽田ゆきまさ氏 Twitter(2023年4月18日)


羽田ゆきまさ氏の声明文

なお、羽田ゆきまさ氏は、声明文の中で、8月27日告示の立川市長選挙に立候補予定であることを表明しています。

【立候補表明文】

令和5年8月2日
金村 まこと

私、羽田ゆきまさ報道局記者羽田ゆきまさこと金村まことは、告示日令和5年8月27日の立川市長選挙に立候補予定ですので、本書によりその旨表明いたします。

私は、令和5年東京都大田区議会議員選挙に立候補し、その選挙ポスターに記載された事項について名誉毀損に問われ、現在、東京拘置所におります。

本年8月8日告示の京都府井手町長選挙に出馬する意向があるとの理由で保釈請求を行いましたが却下され、私の被選挙権は侵害されました。

本年8月9日14時30分から、東京地裁第828号法廷にて第1回公判が始まります。

この裁判内で発言することができれば立候補表明発言をしたいと思っております。

8月9日以降に保釈請求をしても認められない場合は、東京拘置所にて勾留されたまま代理人に立候補手続をしていただいて立候補する予定です。保釈されない場合、8月9日の裁判における発言しかできませんので、傍聴にいらしていただければと存じます。

なお、保釈が依然として許されずに準備が遅延した場合、告示日令和5年9月24日の幸手市長選挙に切り替えて出馬する可能性がございます。また、両者の選挙に出る可能性もございます。

以上

メルマガ共同親権【号外】羽田ゆきまささん、 獄中からの出馬表明、立川市長選へ


先月7月20日、共同親権運動の「ヒーロー」だった橋本元棋士が、妻らへの殺人未遂容疑で逮捕されました。
他にも、共同親権運動をめぐっては、これまでも数々の事件が起こされています。

羽田氏の名誉棄損事件についても、続報が注目されます。


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