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共同親権をめぐる報道まとめ(2023年11月)

離婚後共同親権をめぐる報道をまとめました。(12月3日更新)


「自分は子どもを持たないと誓った」親の離婚を経て辿り着いた結論 聞かれなかった子どもの声、当事者がいま伝えたいこと
(2023年11月4日 TBS)

子の福祉害する可能性 共同親権 弁護士らが会見
(2023年11月5日号 東京民報)
オンラインで参加した岡村晴美弁護士は「『子連れ別居禁止法』となる可能性がある。配偶者暴力から逃げられなくなる」と強調。

https://www.tokyominpo.com/2023/11/04/%E5%AD%90%E3%81%AE%E7%A6%8F%E7%A5%89%E5%AE%B3%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%80%80%E5%85%B1%E5%90%8C%E8%A6%AA%E6%A8%A9%E3%80%80%E5%BC%81%E8%AD%B7%E5%A3%AB%E3%82%89%E3%81%8C%E4%BC%9A/

共同親権 「子どもの幸せ」忘れずに 野崎聖子(うむやす法律会計事務所代表、弁護士) <女性たち発・うちなー語らな>
(2023年11月5日 琉球新報)
 父親は「1番目に子どもたちの今の幸せを優先。2番目に子どもたちの将来の幸せ。3、4番目辺りで自分のことと思い、お互い子ども最優先であることを母親と共有できたから」とも語った。つまり「子ども優先」の意識で母親と冷静に関わるようにしたところ、互いの理解が進んで関係が改善し、結果、新しい協力関係を築くことができ、親権の有無は問題ではなくなったのである。

「針の穴にラクダを通す議論に」自民・下村氏が共同親権制度案を語る
(2023年11月5日 SAKISIRU)
「政府が出してきた法案によっては(今回の監護権のように)いろんな問題が出てきた場合に、100%与党が認めているわけではない。共同親権をどこまで貫き通せるのか」と強調。

<社説>親権の在り方/「子どものため」を第一に
(2023年11月8日 神戸新聞)
共同親権を巡っては、国民の間で賛否が分かれ、専門家の意見も割れている。子どもの将来を左右しかねないだけに、懸念を残したままの拙速な導入は容認できない。
(略)
共同親権を採る国では、子どもの安全確保のために監護や面会交流を見直す動きがある。日本は他の先進国と比べてDVの被害者保護が不十分なだけに、そうした懸念への配慮は当然だ。

子持ち夫婦の離婚…「親権争いは母親が有利」は本当なのか?【弁護士が解説】
(2023年11月16日 THE GOLD ONLINE 水谷江利弁護士)https://news.yahoo.co.jp/articles/83dcc9f27403997ff1717fb4db620651ea45aeb7?page=1

「離婚する親に情報提供を」共同親権賛同の学者ら要望
(2023年11月20日 共同通信)

離婚後の共同親権に向けた法整備を要望 研究者や元裁判官ら約60人
(2023年11月20日 朝日新聞 杉原里美)

「命の危険、理解して」 共同親権反対の院内集会
(2023年11月22日 産経新聞)
離婚実務に詳しい岡村晴美弁護士は「父母間のパワーバランスで事実上強制されうる」と懸念。「ワンオペ育児でDVやモラハラを受けても、子どもを連れて逃げれば『連れ去り』と訴えられる。責任を持って子育てした人を危険にさらしてはならない」と指摘した。

共同親権「子どものためになるのか」 DV被害者や支援団体ら会見
(2023年11月22日 朝日新聞 伊藤和行)
 元夫のモラルハラスメントに耐えられずに離婚した、という女性は記者会見で「(共同親権となれば)子どもはパニックになり、私も恐怖で笑うことができない日々に逆戻りする。子どものためになるというのはどういうケースなのでしょうか」と疑問を投げかけた。

「共同親権」は本当に子どものため? 慎重審議を求め、当事者らが発言
(2023年11月25日 生活ニュースコモンズ)
SNS上では集会への攻撃的な書き込みなどがあり、当事者は衝立で姿を隠さざるを得なかった。主催者は「被害者が声を上げようとすると加害者が執拗に攻撃をして声を封じようとします。こういうことが起きていることを参加している国会議員にも知ってほしい」と訴えた。

社説 共同親権 子どもの利益最優先に
(2023年11月28日 神奈川新聞)


お読みいただき、ありがとうございました。
なお、過去の報道関連は、こちらのマガジンにまとめています。


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