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共同親権をめぐる報道まとめ(2024年1月)

離婚後共同親権をめぐる報道をまとめました。(2024年1月28日更新)



「ある日、帰宅したら家がもぬけの殻だった」。離婚で「逃げられた」場合、このあと起きることは

(2024年1月1日 OTONA SALONE)

いじめもDVも「やられる側が逃げる」状態を、もう日本は脱してほしい。子どもの権利を保全すべきです

(2024年1月2日 OTONA SALONE)

離婚後「養育費が支払われない」率71.9%。不払いが引き起こすシンママの貧困化を改善する方法とは

(2024年1月7日 OTONA SALONE)

転機迎える家族法制 「未来の子供に幸せな制度を」当事者の思い

(2024年1月8日 産経新聞)

論説 離婚後の共同親権 DV対応に万全期せ

(2024年1月10日 佐賀新聞(共同通信・堤秀司))
 家族の形がかつてない変化にさらされる中、子の利益をいかに守るか考えるとき、DV対応は避けて通れない。導入ありきで法案提出を急がず、被害者らの不安を置き去りにしないよう制度設計などで万全を期すべきだ。

政府、法案58本で調整 機密資格や共同親権 26日から通常国会

(2024年1月11日 毎日新聞)
共同親権を巡っては、ドメスティックバイオレンス(DV)が続きかねないとの慎重論がある。

通常国会、法案58本で調整 機密資格を創設、共同親権も

(2024年1月11日 共同通信)
離婚後の親権制度を見直し、父母双方が合意できた場合に「共同親権」を認める民法改正案を提出予定に含めた。

[離婚後の共同親権]DV対応に万全を期したい

(2024年1月13日 山梨日日新聞)

社説 離婚後の共同親権

(2024年1月14日 岐阜新聞)

<社説>親子関係の危機/子どもを別人格と認める

(2024年1月15日 神戸新聞)

離婚後共同親権 議論大詰め 当事者切実 賛否の溝深く 法制審、見直し原案

(2024年1月15日 沖縄タイムス)

DV被害者「子の安全守れない」 離婚後の共同親権に反対訴え

(2024年1月16日 共同通信)
元夫から無理やりの性行為や怒鳴るといった被害に遭ったひとり親の40代女性は「裁判所側は『子への暴力はない』として、子と元夫との面会交流を強制した。子は体に触られるなどして嫌悪感を抱き、自傷行為に及ぶようになった」と明かし「同じように、親権も共同にするよう強要されるのでは。怖い」と声を震わせた。

DV被害者「子の安全守れない」 離婚後の共同親権に反対訴え

(2024年1月16日 静岡新聞)
同席した元家裁調査官の熊上崇・和光大教授は「壁を殴るなど、DVに当たるかどうか争いになることもある。『グレーだが黒ではない』という理由で共同親権が認められる恐れがある」と指摘した。

共同通信の配信記事は、以下のメディアに掲載されました。
北海道新聞、岩手日報、河北新報、秋田魁新報、東奥日報、山形新聞、福島民友新聞、新潟日報、信濃毎日新聞、山梨日日新聞、下野新聞、埼玉新聞、茨城新聞、千葉日報、神奈川新聞、東京新聞、静岡新聞、福井新聞、日本海新聞、北國新聞、岐阜新聞、京都新聞、奈良新聞、神戸新聞、山陽新聞、中国新聞、高知新聞、四国新聞、愛媛新聞、西日本新聞、佐賀新聞、大分合同新聞、熊本日日新聞、宮﨑日日新聞、沖縄タイムス、デイリースポーツ、DAILYSUN NEW YORK、JAPONOLOGIE、au Webポータル、BIGLOBEニュース、dmenuニュース、exciteニュース、gooニュース、NEWS PICS、nippon.com、Rakuten Infoseek News、UQライフ、モデルプレス、ライブドアニュース

共同親権導入の議論「DVリスクの検討が不十分」 被害者らが会見

(2024年1月16日 朝日新聞)
離婚した父母双方による「共同親権」の導入をめぐる議論が法制審議会(法相の諮問機関)の部会で大詰めを迎え、早ければ月内にも要綱案がとりまとめられる可能性がある。家庭内暴力(DV)の被害者を支援する団体の幹部らが16日、記者会見を開き、慎重な議論を尽くすよう求めた。

「DVなら単独親権」は “机上の空論”か DV被害当事者たちが「共同親権導入」に反対の声を上げる

(2024年1月16日 弁護士JPニュース)
「DV・虐待の恐れがあるなら単独親権」は「机上の空論」
「離婚後共同親権は子どもを幸せにしない」一人目の女性の訴え
「裁判地獄」はどこまで続くのか…二人目の女性の訴え
「DVの事実を立証することは難しい」支援団体が共同親権に抱く懸念

DV被害者の悲痛な叫び!離婚後の共同親権に反対する理由とは?

(2024年1月16日 ニュース速報24)
1. DVの被害者や支援者らは、共同親権導入に反対している。
2. 共同親権では子どもの安全が守れないと訴えている。
3. 裁判所が子と元夫の面会交流を強制し、子どもが嫌悪感を抱き自傷行為に及んだという例がある。

山脇由貴子さんのコメント(心理カウンセラー 家族問題カウンセラー)

(2024年1月16日 Yahoo!ニュース)
子どもの安全を守るためにはDV加害者との交流は避けるべきです。なので私も共同親権には反対です。

約7割が両親が離婚してよかったと回答!両親の離婚が自身に与えた影響は?
離婚が子どもに与える影響の大きさが明らかに

(2024年1月16日 PRTIMES)

共同親権導入やめて 市民団体会見「子の福祉損なう」

(2024年1月17日 しんぶん赤旗)
斉藤秀樹弁護士は、すでに離婚が成立している場合でも共同親権への変更を申し立てられるもので重大な事態を招くと指摘しました

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik23/2024-01-17/20240117-018.pdf

離婚後の共同親権、どう考える? 大阪弁護士会がシンポ、慎重な議論求める理由とは

(2024年1月21日 京都新聞 稲庭篤)

社説 離婚後の共同親権 DV対応に万全を期せ

(2024年1月21日 静岡新聞)
家裁は共同親権絡みの多くの争いをさばき切れるのか、同居親が再婚したとき別居親が共同親権を盾に子の転居に反対しないかなど、不安や疑問は尽きない。制度の安定を確保できるか、一つ一つ丁寧に検討と説明を尽くす必要がある。

離婚後の共同親権可能に、要綱案 法制審部会、付帯決議検討も

(2024年1月23日 共同通信)
ドメスティックバイオレンス(DV)当事者らは「子どもの安全を守れない」と導入反対を訴えてきたが、父母双方の共同親権を可能とする従来の案から大きな変更はない。

離婚後の「共同親権」導入、弁護士423人が反対 「百害あって一利なし」「現場が混乱し、子どものためにならない」

(2024年1月24日 弁護士ドットコムニュース)
岡村弁護士は「(要綱案は)実務家としては承服しがたく、DVや虐待の被害者も守れません。(このまま進めば)現場は混乱し、紛争が増えて長引く事態になる。それに巻き込まれる子どものためにならないと大変危惧している」と訴えた。

政府、通常国会に新規法案58本提出へ 共同親権など

(2024年1月24日 日刊スポーツ・共同通信)
離婚後の親権制度を見直し、父母双方が合意できた場合に「共同親権」を認める民法改正案が含まれる。

「共同親権国賠訴訟」の控訴が棄却 原告は「養育権」「法の下の平等」を訴える

(2024年1月25日 弁護士ドットコムニュース)
古賀弁護士は(略)「“親の利益”に向き合わなければ、どんな法制度でも骨抜きになってしまうことは考えられる」と懸念を示した。

共同親権で保育所入るにも合意か 弁護士らが法改正を危惧

(2024年1月26日 福祉新聞)
協力関係が築けず意見が食い違う場合は「こどもの希望をふさぐ、こどもを支配する制度になる」と警鐘を鳴らした。

共同親権を考える 来月12日 大阪・北区でセミナー /大阪

(2024年1月27日 毎日新聞)
 NPO法人「しんぐるまざあず・ふぉーらむ・関西」(大阪市北区)は2月12日午後2時から「離婚後の共同親権」について学ぶセミナーを大阪市北区の本庄会館で開く。

【福祉ニュース】共同親権 保育所に入るにも同意か?|福祉を目指す君へ

(2024年1月27日 つがちゅーばーIN ITSUMO)

体調不良の妻に、夫は「そんなにつらいなら死ねば?」
「夫に親権を奪われてしまうかもしれない」思い詰めて息子と家を飛び出した妻に訪れた、予想外の結末

(2024年1月27日 PRESIDENT WOMAN 藤岡 敦子)


※法制審議会家族法制部会による「要綱案」取りまとめに関する報道は、こちらのnoteにまとめています。

【報道クリップ】法制審部会、「離婚後共同親権」導入の要綱案を取りまとめ


面会交流と共同親権 子どもの声届いていますか?<イチからわかる>

(2024年1月29日 中国新聞)

“虚偽のDV申告”で子供と金を取られ自殺を考える夫も。国会で審議中の「共同親権」で何が変わるのか

(2024年1月30日 日刊SPA! 田口ゆう)

「共同親権」導入 法務省は民法などの改正案を今国会提出方針

(2024年1月31日 NHK)
家族法の専門家で、部会の委員の1人でもある早稲田大学の棚村政行教授は「離婚後もできるだけ協力するという理念を掲げ、単独親権以外の選択肢が新たに入ったことは大きい改革だ」と評価する一方、「共同親権が望ましい場合と単独親権の方がよい場合の基準や運用について十分な議論ができなかった」として、課題が残されていると話しました。

【離婚後共同親権】議論3年、埋まらぬ隔たり 家族の在り方、転換点に

(2024年1月31日 東奥日報)

「共同親権」導入へ ネット上で議論「涙出てくる」「DVモラハラ原因の離婚では悪用が…」

(2024年1月31日 中日スポーツ・東京中日スポーツ)
GoogleTrendsでは31日の「急上昇」トレンドの2位に「共同親権」が入った。同じくXでもトレンド入りし関心の高さが目立った。
 ネット上では「本当に共同親権が強行採決されてしまうと思うと怖くて涙が出てくる」「DVモラハラが原因の離婚では逆恨みからの悪用が予想されます」「共同親権を進める前にDVを繰り返さない環境、または受けた側の安全策を講じてからにして」「正直デメリットの方が大きすぎるので賛成できない」など反対の意思を表明する声を中心に、議論が巻き起こっている。


お読みいただき、ありがとうございました。
なお、過去の報道関連は、こちらのマガジンにまとめています。


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