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離婚後共同親権をめぐる報道

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離婚後共同新聞をめぐる報道を集めました
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2024年4月の記事一覧

【共同親権法案】「国会は採決を急がず、熟議に努めてもらいたい」(社説2023年12月~2024年3月)

国会で審議中の共同親権法案について、4月以降、各紙が「拙速な法改正は許されない」などとする社説を続々と掲載していることをお伝えしました。【共同親権法案】地方紙が続々と社説 ―「拙速な法改正は許されない」「今国会成立にこだわるべきではない」 この記事では、昨年12月から今年3月までの各紙の社説をレビューしました。「DV対応に万全を期せ」など、「懸念材料を残したまま拙速に導入を決めてはならない」等、丁寧な審議を求める論説が掲載されています。 また、家裁の体制の拡充が不可欠である

【共同親権法案】地方紙が続々と社説 ―「拙速な法改正は許されない」「今国会成立にこだわるべきではない」

参議院で審議中の「共同親権法案」について、地方紙・ブロック紙が次々と社説を掲載しています。 国会で議論を尽くすことを求めており、具体的には、以下の点を指摘しています(要旨)。 DV案件を1件でも見逃せば、命に関わる事態が起きかねない 適用を誤れば、離婚後の子どもの安全を脅かしかねない。 「真意」を確認する措置について、施行日まで検討を先送りしてはならない。 「急迫時の事情」「日常の行為」など、参院でも踏み込んだ議論が進まなければ、今国会成立にこだわるべきではない。

【メディアCheck】HugKum:離婚後は誰が「親権」を行使する? 国会で審議入りした「共同親権」のメリットや問題点も解説(2024年4月1日) その2 太田啓子弁護士

太田啓子弁護士が、このnoteの記事【メディアCheck】HugKum:離婚後は誰が「親権」を行使する? 国会で審議入りした「共同親権」のメリットや問題点も解説(2024年4月1日) について、X(Twitter)で引用ポストされています。 ご本人の了解をいただきましたので、こちらに掲載します。 (引用ここから) @hugkumweb 小学館 @Shogakukan_Pubの子育て情報メディアの、共同親権の解説がことごとく間違っており、法的監修を経ないでこういうことをやる

共同親権をめぐる報道まとめ(2024年4月上旬)

離婚後共同親権をめぐる報道などをまとめました(4月1日~10日)。 (2024年6月3日更新) 4月1日 離婚後は誰が「親権」を行使する? 国会で審議入りした「共同親権」のメリットや問題点も解説 (HugKum) ※共同親権のメリットが全て誤りです。詳しくはこちら。 【メディアCheck】HugKum:離婚後は誰が「親権」を行使する? 国会で審議入りした「共同親権」のメリットや問題点も解説(2024年4月1日)|ありしん@共同親権反対です (note.com) 4月2

【メディアCheck】日テレNEWS:「元夫がまた入り込んでくるのでは・・・“共同親権”法案どうなる」(4月4日)

「離婚後共同親権」の問題をめぐっては、法律や社会の実情について、メディアが誤った情報を流している例が絶えません。 ここでは、日テレNEWSの記事について取り上げます。 しっかりと声を拾って報道しているだけに、冒頭の解説が残念なところです。 多くの人の暮らしに関わる法案ですので、ぜひ、メディアはこの問題を積極的に取り上げていただければと思います。 共同親権についての解説は以下の通りです。 「共同親権を認めると、離婚後に子どもの養育責任が両方の親にあるため、一方の親が負担を

【メディアCheck】HugKum:離婚後は誰が「親権」を行使する? 国会で審議入りした「共同親権」のメリットや問題点も解説(2024年4月1日) その1

「離婚後共同親権」の問題をめぐっては、法律や社会の実情について、メディアが誤った情報を流している例が絶えません。 ここでは、HugKumの記事について取り上げます。 (ここでは記事に批判的な書き方になってしまいますが) 多くの人の暮らしに関わる法案ですので、ぜひ、子育てに関わるメディアがこの問題を積極的に取り上げていただければと思います。 結論から申し上げると、残念ながら、共同親権のメリットの解説が全て誤りです。 【1】「共同親権が認められれば、父母は親権を巡って争う必