見出し画像

観察日記⑨:枝になる豆なら、ほとんどが枝豆になるのでは?

こんにちは、ごきげんよう。ありしまです。

季節の変わり目で、急に暑くなったり、
涼しくなったり忙しい気候ですね。
皆さん、いかがお過ごしでしょうか。

なんだか、noteを書くのが久しぶりのような
気がしますね。

最近は別に忙しくは無いのに、時間がありません。
何故でしょうか。気が付くと時間が経っています。

恐らく、意識が飛んでいる時間があるのでしょう。

大学1年の夏、周囲が大学デビューした波に便乗して
髪を染めてみたり、空きコマでスタバに行っていた頃。
90分の講義になかなか慣れず、意識を飛ばす技を習得しました。

面白い映画なら180分でも余裕で観られるのに、
興味がない講義となると90分ですら集中が続きません。

単位と同時に習得したその技は、
いつの間にか癖になり、
今でも身に付いて離れません。

観察日記第9回は、大豆と枝豆についてです。

節分ごっこ

大豆と枝豆。

名前は違うけど一緒なのです。

何が一緒なのかって?

種だよ、種。

見分けつかねぇよ!!

これが大豆
これが枝豆


というわけで、6月分の大豆と枝豆の播種をしました。
6月10日(金)のことでした。

大豆は最低でも20株、枝豆は最低でも5株必要だったため、いっぱい芽が出るように、いっぱい播種しました。

先述の通り、大豆も枝豆も種子は同じで、大豆なので、
つまるところ、豆まきをしました。

このトレイに播種していきます。
使う土はこちら
播種完了!
真ん中の”シナマオウ”は機会があれば紹介します。


生命を感じる瞬間

「生きている」ということを実感する瞬間は、
普段通りに生活していると少ないように思います。

仕事終わりに飲む、ビールのひとくち目。
壮大な自然の景色や、大きな夕日。
寒い日に浸かる、熱めのお風呂。

皆さんはどんな時に「生」を実感しますか?

最近になって気づいたのですが、種まいて、
芽が出た時が、一番「生」を実感します。

生・命・力

6月10日に播いた種は、6月14日には芽を出しました。
土を押しのけ、力強く芽を出す様は
「命」そのものではないでしょうか。

収穫時期を逃すな!

野菜などの作物には、それぞれ”収穫適期”というものが
あり、そのタイミングで収穫するのがベストなのです。

例えば、トマトなら赤くなったら収穫をするし、
ブルーベリーも青く色付いたら収穫をします。

枝豆はどうでしょうか。

正直、今まで枝豆を栽培したことが無いため、
ネットでの情報に頼るしかありません。

「莢(さや)を押して、豆が飛び出るくらいが適期」

的な記述がチラホラ。曖昧過ぎる。
そんなの、どのくらいの力で莢を押すかで変わるし、
何より、マッチョが莢を押せば、いくら未熟でも
中の豆は飛び出るに違いありません。

しかし、得られた情報はそれくらいしかなく、
しかたなく、従うことにしました。

4月に播種した枝豆は、6月が収穫予定です。
というわけで、莢がある程度大きくなった6月中期から
毎日、莢を押す変態と化しています。

力加減としては、梱包材のプチプチを潰すくらい。

それを毎日繰り返しても、なかなかタイミングがつかめません。

そこで、試しに1つ、莢を割ってみることに。

これを、
こう。

冷凍の枝豆とかって、これくらいじゃない??
多分、大丈夫だよね?
え?いいよね?

と、完全に不安になりながらも、収穫をしました。

実験用に収穫するため、まずは株に番号をふりました。
そして、熟した莢を一つずつ収穫していきます。

冷凍保存しておきます。
(莢から出した方が良かったかも…。)

温室の外の畑に植えた枝豆たちも、おそらく収穫適期。
外の枝豆は、莢ごとに収穫していくとキリがないので、
株ごと引っこ抜くそうです。

したくないことだってある

だんだんと、実験材料の収穫が始まり、
卒業研究が本格的に始まりました。

高校生の頃は、実験が大好きで、
実験をしたいがために大学進学を決めたほどです。

しかし、あれから4年経った今、
実験を経験して思うこと

「畑仕事している方が性に合ってる」

とにかく、外で植物たちの成長を見届ける方が、
実験をするよりも遥に楽しいです。

あーあ、実験したくないな。
そう思いながら、いかにして実験をサボるか考えています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?