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メガネ

夕方の涼しさに、秋の気配を感じる今日この頃、みなさまいかがお過ごしでしょうか。

もたいまさこさんも出演している、映画『メガネ』の話だと思った方、ごめんなさい。私もあの映画は大好きだけれど、今日はそれについてではありません。

と言うわけで、みなさま、視力良いですか?

私は悪いです。

中学生の時からコンタクトレンズのお世話になっております。
眼鏡は家用。というのも、眼鏡装着で動くことに、どうしても慣れないから。視界が狭くなる気がして。

そんなわけで(?)、眼鏡の存在は割と軽んじられているのですが、先日少々反省しました。

半年前か1年前か、最早いつか覚えていないけれど、眼鏡の左のガラスが取れたのです。フレームのネジが外れてしまって。あろうことか、ネジを紛失。

その時、すぐに眼鏡屋さんに行かなかったのは何故か。怠惰ゆえか、時間の無さか、兎に角、応急処置として瞬間接着剤でくっつけたのです。
思いの外いい感じに直ったので、気にせず使用していたのですが、忘れたころにまた、左目が見えない!あ、レンズが落ちている!という事態に。

そうして、レンズ落下→瞬間接着剤 を2回ほど繰り返していたら、家にとてもかわいい紙袋が。
どうやら母が、新しいメガネを購入したようで。いつも行くメガネ本舗さんの紙袋とのこと。持ち手のところがフレームになっていて、ナイスデザイン。
それを目にしたからか、そろそろ接着剤で騙すのは止めて、新しいのを買おうという気に。

そこで意気揚々とメガネ本舗さんに行ったのです。
メガネが壊れてしまったので、買いに来ました!
というと、そのメガネを見せてもらえますか?とのこと。
左のフレームが外れた、悲しい姿のメガネを差し出すと、直してみますね。とのこと。
え!可能ですか!と感激する私に、
ご自分で何かされましたか?と。
ええ、瞬間接着剤で・・・と白状すると、その接着剤がなければ確実に直せるけれど、とりあえずやってみます、と。
あらま、余計なことをしてしまったのね、と反省しつつ、待っている間フレーム選び。
すぐに気に入ったのが見つかり、これにしよう!と思っていたら、
お待たせしました
と言って差し出されたのは、綺麗な姿に様変わりした私のメガネ。

なんということでしょう。
直ったというか、生き返った感じ。
接着剤のせいで無理かも、という情報から、復帰を諦めていたので、店員さんには100回分くらいの「ありがとう」をお伝えしました。

壊れたから新しいのを買いに来たお客さんに、商品を売るのではなく、壊れたものを無料で直してあげるというサービス。素晴らしい。

でも、今回は購入に至らなかったけれど、次に本当に買おうと思う時、絶対にこのお店に行くだろうから、やはり良いサービスでリピーターを獲得するというのは、結果的に最適解なのでしょう。
現に、今までメガネはこの店舗で買い続けているのが何よりもの証拠。

私は、特に飲食店や宿泊先に関して、レビューをしっかりとチェックするのだけど、時折見かけるのは、味は◎だけど、店員さんが×、という評価。

こういうお店は、私は行かないことが多い。
やはり、食事は体験だから、気持ちの良い接客は大事。味覚の満足度を後押しする。
お買い物だって、そう。ネットで何でも買える今、わざわざ実店舗に赴く時は、立派な体験価値が生まれる。

何でもオンラインで済ませることができる昨今だからこそ、対人におけるコミュニケーションで得られるものの価値が、より大きく感じられると思う。

そんなことを、メガネ本舗さんのサービスを経て考えましたとさ。
一応断っておくと、メガネ本舗さんの回し者でも何でもないので悪しからず。
もちろん、不二家さんの回し者でもありません。冒頭の写真の話です。
メガネ→目→つぶらな瞳→ペコちゃん、です。

ではまた、ごきげんよう。

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