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ドイツでSIMカード契約したら本人確認がガチだった話

日曜日で夏が終わり、月曜日から秋が始まったベルリンですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
(こんな急激で分かりやすい季節の転換ある?ってくらいラディカルに気温が下りました笑)

ベルリン生活、ネタが多いです。笑

今日は携帯のSIM契約した時の話。
(↑の写真は全然関係ないです)

友人におすすめのSIMを聞いたら、スーパーも各社安いプラン出してるよ〜とのこと。
色々調べてくれて、どうやらLidlが夏の間GB倍増のキャンペーンをしてると判明(9月8日までのはずなので、もう終わっているはず)。

生憎最初の1ヶ月だけ滞在するアパートはネットがなく。ネットのない不便さ以外にも問題だらけで色々最悪なんだけれど、その話は置いといて、とにかく大容量は助かるので、Lidlに即決。

でもここからが長かった。

レジ横にぶら下がったスターターキットを買い(ネットでも買えるけど時にはオフラインの方が色々手っ取り早い)、いざ契約・・・と思ったらよく分からんエラーが出続ける。
どうしようもないので、とりあえず一旦諦める。

後日再トライ。
無事に進み(全部友人任せ)、さて本人確認・・・と思ったら、WEB会議でもするんですか?な画面を向けられ。
どうやらビデオ通話でやるらしい。

忍耐強くお待ち下さい的なメッセージが掲げられ、いよいよ30分は待ったんじゃないかという頃、ようやくおじさん登場。

今あなたは何で私と電話していますか?
あなたのネットの回線の提供会社はどこですか?
電話番号は?

え、そんな聞く?ってくらい色々質問される。
シュールすぎる状況に笑い堪えるの必死で答えていたら、パスポートの提示を求められ。
パスポート傾けて〜
前後に手をかざして〜
最初のページ開けて〜
と、いつもスマホで撮影して終わりの一連を長々とやらされる。

なにこのアナログ感、と呆気に取られていたら、次は顔認証。
あのいつもスマホ画面で完結する顔を傾けて〜の一連の動作をさせられる。

AI時代になにやってんだよドイツ、と思っていたら、友人がドイツはIT後進国だから、と衝撃発言。
いやいや経済大国でしょ?と思ったら、それが仇になって、最新のやつが浸透しないらしい。まあ日本も同じところあるけど。

それにしても、ネットが遅いっていうのは耳を疑った。なんでも5G, 4G, LTEよりも遅いEという世界が存在するらしい。
日本だとバッテリーの消耗抑えるために、あえて4Gのみの設定にしてたのに・・・

あと、キャッシュレスもあまり進んでないらしい。
いや、らしいというか実際そう。
現金オンリーのお店もまだまだ多い(これは日本でも同じか・・・)。特にリーズナブルなアジア料理屋さん系。今まで行ったベトナム料理屋さん2件、どちらもカード不可だった。
一方でケバブ屋さんはもっと安いのに、基本カードいける気がする。この差はなんなんだろう。
あと、スーパーとかでも現金で払ってる人が多くて驚いた。だからなのか、カード決済のみにセルフレジは、結構空いてること多い。

個人的にアメックス対応してないお店が多いのも追加で辛い。私のメインカードのアメックスだと、ポイントが3%分付くので、海外決済手数料の約3%が載せられても痛くないんだけど・・・
個人経営風のお店とかだとアメックス無理で、別のマスターカードで払っているので、wiseのデビットカードを作ることにした。
あれだと手数料かからないし、レートも良いはずだし。

SIMカードの話から飛躍してしまったけど、カードという共通項に留まっているので、良しとしよう。

と、終わろうと思ったけど、そうそう、携帯は無事に契約でき、何の問題もなく使えております。
その後、日本のSIMを愛しのahamoからpovoに乗り換えたんだけど、涙出そうなくらい簡単に終わった(笑)
尚、今回もahamoの海外のデータ通信2週間を享受いたしました。みんなに言ってるんだけど、海外行く人まじでみんなahamoにすべき。本当に推しても推しきれない・・・
とにかく、ドイツも早くAI認証導入して人件費削減した方がいいよっていう雑なアドバイスで〆たいと思います。

ではまた、ごきげんよう。

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