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ノンセクだって恋がしたい! 3.自認


自分はもしかして同性愛者?
それとも…?

*このシリーズは、性に関する内容が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
ノンセクとは、ノンセクシャル(非性愛)の略で、恋愛感情はあるものの、「他者に対して性的欲求を抱かない」方々のことを指す。


日本を離れ、海外へ向かった私。降り立った先では、目まぐるしい日々を過ごし、恋愛など入る隙も無いほど充実していました。その中で、とある男の子と知り合いました。金髪に青い目をした綺麗な白人の男の子。その綺麗な外見から、いつしか私の中で「推し」となっていました(笑)そうすると周りからは「頑張ってアタックして恋愛へ発展させなよ!」というようなことを言われるようになったのですが、私にとって彼はあくまでアイドルのような推しでしかなかったし、その子と恋愛関係になったのを想像(妄想?笑)した途端に、気持ち悪さが芽生えてしまいました。(勝手にごめんよ、推し…)
ここで、今まで自分が異性としか恋愛していないことに気が付きます。私が身を置いている界隈では割と同性愛も多いので、特に偏見もなく、自分も有り得ることではあるなと考えてはいました。そんな中、これまた青い目をした綺麗な女の子と知り合います。目が合ってしまうと、その綺麗さから思わずドキッとしてしまうんですね。その時に思ったのです。
自分は異性との恋愛(体の関係を含む)が無理なだけで、もしかしたら同性となら大丈夫なのではないか?
そう思って、またもや想像力を働かせます。ですが、同性であっても想像ですら気持ち悪いと感じてしまったのです。ここではっきりと自分の気持ちを理解しました。

体の関係が気持ち悪い

そもそも異性だろうが同性だろうが、自分はキス以上のことをされると途端に嫌悪を感じてしまうんだと分かると、今までの恋愛で抱えてきた違和感も納得がいきました。そして、自分からキス以上のことをしたいと思うことが、過去に1度も無かったことにも気付きます。こんなことを思ってる人は他にいるんだろうかと、Google先生に聞いてみたところ、ノンセクシャルという言葉にたどり着いたのです。
これが私のノンセクシャルを自認した経緯となります。ちなみに、同じノンセクシャルの中でも、手を繋ぐことさえも嫌悪を感じる方もいるので、「ここまでは大丈夫」という限度は人それぞれなんだなということも、ネットを見て気が付けました。色々なブログなどの記事を見て自認出来たので、このnoteを書くきっかけにもなっています。

そんなこんなで自認をしたわけなんですが、ここで問題が発生します。
そう、私には結婚願望があるのです…!
さて、こんな面倒なセクシュアリティに気付いた私が、恋愛や結婚なんて出来るのでしょうか?

次回から自認以降の話が進んでいきます。ぜひ次回もお楽しみに!!


ありさん

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