見出し画像

ノンセクだって恋がしたい! 4.マッチングアプリ


こんなセクシャリティでも恋愛出来るだろうか…?

*このシリーズは、性に関する内容が含まれますので、苦手な方はご注意ください。
ノンセクとは、ノンセクシャル(非性愛)の略で、恋愛感情はあるものの、「他者に対して性的欲求を抱かない」方々のことを指す。


ノンセクシャルを自認した私ですが、海外にいることもあり、特にどうすることも出来ませんでした。しかしそんな時コロナが流行り出してしまい、半年間日本に留まらなければならなくなりました。そして日本にいる間、とても時間がありました。

特に自分で行動しなければ、この後恋愛する機会も出会いも無いのでは…
でも自分から行動したところで傷つくのは結局自分だし…

こんな感じで葛藤する時間も長かったです。なぜそんなに恋愛をしたいのか、恋人を求めているのか、そう思われるかもしれません。前話を読んでいただいた方はお分かりだと思いますが、私は結婚願望を持っており、そのためにはそろそろ真剣に考えなければ…と思う年代に差し掛かったからです。
そんな中、友達がマッチングアプリをやっているという話を聞きました。マッチングアプリには危ないイメージを持っていたのですが、話を聞いているとそうでもなく、今じゃ割と利用している人も多いんですね。ハードルも下がったので、某マッチングアプリを利用することにしました。アプリを使おうと思ったもうひとつの理由として、「プロフィールが書ける」ということが大きかったです。というのも、事前に自分のセクシュアリティを提示することによって、それでも連絡取ってくれる人に絞ってしまおうという目論見です。
結果を先に言ってしまうと、アプリ上で連絡を取ったのは3人、実際に会ったのは2人です。ちなみに2か月ほど使用していました。

さて、まず1人目。この方はただの趣味友として連絡を取り始めました。しかし、やはり恋愛トークみたいなものは欠かせないのでしょうか。ノンセクシャルについて簡単に説明すると、「男がダメなの?」。なんというか予想通りの反応でした。この方とは馬が合わないと思いつつも、趣味がドンピシャということもあり、お会いする約束をしました。お互い、恋愛抜きでという話をしてはいましたが、何かあっても困るので会うのは昼間に、そして事前に「夜は予定がある」と伝えて当日を迎えました。すると、なんということでしょう。距離をやけに詰めてくる瞬間があったり、甘い言葉を言ってきたり、予定があると伝えたにもかかわらず、夜ご飯を食べに行こうと誘われるのです。やはり男性なんてこんなもんか…、と身震いすると同時に強制的に帰りました(笑)この方は一度きりでそれ以降会っていません!

ノンセクシャルを男性に理解してもらうのは難しい

そう思ってしまう出来事になってしまいました。
この男性と会う少し前からやり取りをし始めた方が、お会いした2人目の方なのですが、そのお話は次回へ…。


ありさん

読んでいただきありがとうございます。 スキやフォローもとても嬉しいので、よろしくお願いします。 サポートいただけましたら、おそらく発狂するほど喜びます!