両親観察と自分観察

大人になってから親を観察しているのは(しんどいけど)面白いものだ。

自分がなぜこのようなのかについて洞察が広まる。

子供は「親とは違う特徴を備えた親」だと聞いていた。これをもう少し深掘りすると、
1. 根っこの部分……基本的に親に似る。残念ながら。
2. 後天的に得たもの……親を真似た/逆らった、親にない特徴を友達などからコピーしたもの。
3. 自分で編み出したクセ……親との関わりを通じて自ら編み出した処世術がクセになっている。特にアダルトチルドレンの文脈でよく聞く。
だと思っている。

自分の特徴がこれのどれに当てはまるかなと考えると、今のところはこれのどれかには当てはまっている。

特に父に反抗することを生き甲斐としてきた私にとっては、2のうち父を真似てしまった部分があるなあと自覚するようになった。

1としてはせっかちなところ。2は大人になってもお酒をあまり飲まないで人と趣味を共有するところとか。あるいはジムに行き始めた。これはルーティン系Vlogerに憧れて始めたこと。

「この性格3やったんだ!!」って初めて気づいたのは、「日常の中でちっちゃいウソをつくこと」。これはいつも後悔しているのに、なかなか辞められなかった。でもこれがAC故だって気づいたらなんか心が楽になった。

前「大体の人は大なり小なりACの傾向があるし、発達障害ぽい特性を持つ」と言った気がするが、それに名前が付く、実態が分かる、それだけでホッとするものがあるんだなと思った。

今日は家にいたのにすごいストレスを感じていた。父母の間でまた険悪になっていたからだ。これを幼い頃から見ていたら、「これは自分のせいなんじゃないかな」とか、「助けてあげたいけどしゃしゃり出るのが怖い」とか、そういう感情になって当然。今の自分でもそうなのだから。

将来仮に自分が家族を築くことにしたら、ずっと円満でいられる人がいい。こんな夫婦にはなりたくない。

とは思うんだけど、一方で「夫婦になったらきっとこうなるのだから、結婚はいいや」と思う人が多数派なのが現状。難しいんだろうな、きっと。でも父とは違う自分ならきっとできるんじゃないかなって、微かな期待とかがある。

ストレスは自分で何とかしないとな。でも、もしうつ病になったらとか考えてしまった。そんな自分にちょうど良くYouTubeでリコメンドしてくれた。

生活を正す。自分の聖域を作る。これだけでいいんだ。これだけでも気をつけよう。

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