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2019GW北アルプス

GW前半は北アルプスへ出かけました。中盤で天気が悪く、結局5泊6日の山旅でした。初日は上高地から、荷物を色々と括りつけて30kg程度を背負って7時間、槍沢のテントサイトへ登る。

テントは重たいので、軽量化してコンパクトなツエルトで過ごします。

槍ヶ岳に続く槍沢を登ります。標高差1000mを登ると標高3000mの槍ヶ岳山荘です。昼前に到着したときはガスがかかり景色が見えず。槍ヶ岳は登らずにテン場までボード滑降へ。

ホワイトアウトで見えないところをなんとか下降し、下部はザラメ雪でそれなりに滑れます。

その後、夜間は雪が降り、明け方から雨となる。ツエルトで1日停滞。

ツエルトの床面積は十分あるが、天井が低いので基本は横になって過ごす。ツエルト内は雨で内壁が濡れて快適とは言えない状況。除雪、ペグ打ち直し、張り綱調整などして時間を過ごす。標高2000mのこの場所は、なんと電波が普通に入る。自然のなかで非日常を味わいに来ているはずが、noteをしっかり読んで過ごす入山3日目。

翌日も天気が悪いが、涸沢まで移動する。朝から2時間半の下りで横尾に到着し、午後から雨に打たれて4時間の登り。意外とあっさりと涸沢に到着。4日目で体が山に慣れてきたのかも。


涸沢テント村は賑わってます。翌5日目はまずまずの天気で早朝から登ります。

高度2850mまで登ると、ホワイトアウトで雪面が見えなくなってきました。急斜面のアイスバーンが手強そうなので、登頂は諦めて、ここから滑降に切り替えます。

アイスバーンの急斜面はごまかしながら、なんとか下る。

次は表層が固まりその下はザラメとなったもなか雪。これも手強い。

テント場近くまで標高をさげるとやっとザラメ雪で滑りやすくなる。

午後になり、天気は回復し絶景を見上げながらツエルトを撤収して下山。

さらば、涸沢!

ツエルト設営もだいぶ慣れた5日目は横尾キャンプ場。

6日目、上高地に戻ると観光客と登山者で溢れています。ツエルト生活、食料計画、道具の選択、雪面状況違いでの滑り方、色々勉強になった山旅でした。

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