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したくもない感謝は苦痛でしかない。

私は以前、そう言われたことがあります。
「夜、寝る前に、何個か感謝してから寝ると、心が整うらしいよ」と提案した時のことでした。雑誌に書いてあったのをそのまま見せただけですが(笑)
その時は、返答が衝撃的すぎて「他人は宇宙...」という感想で終わっていたのですが、今日は、もうちょっと掘り下げてみようと思いました。

何故私がそんなことを突然提案したかというと、その人の言葉のほとんどがネガティブなもので、そのネガティブが余計に本人を苦しめているように感じたからです。

感謝が苦痛なときはどんな時?

とても感謝なんてできないよという状況について考えてみました。病気や、人生面で困難な状況に陥っている時は感謝することが難しいかもしれません。私もさすがに、その状況の人に「感謝だね^^」とは声をかけられません。

でも現実が恵まれているとしても、心が「自分は不幸だ」「自分は恵まれていない」と思っている状態、「自分を愛せていない」「他人や自分の運命を呪っている」場合、感謝することは難しいのかもしれないなと思いました。
また、自分が与えられたものに対して「これは与えられたわけではなく、自分の努力で勝ち取ってきたもの」と自負している場合も感謝は難しくなりそうです。

感謝って何?

そもそも「感謝」とは・・・?

かん‐しゃ【感謝】
〘名〙 ありがたいと感じて礼を述べること。 また、ありがたいと感ずる気持。

ありがたい・・・「ありがたい」とは・・・?

ありがた‐い【有(り)難い】
《形》よい事や物に恵まれて、感謝したい気持だ。かたじけない。

自分は”よい事や物に恵まれている”と感じていますか?

あなたはどうですか?私は、感じています。
私よりお金持ちな人、私より健康な人、私より頭のいい人なんて現実世界に数えきれないほどいますし、人より収入も体力も頭脳もない方だと思います。(笑)
だからこそ、私がここまで生きてこられたのは自分の力だけでは無理だったと思っています。恵まれているから生きているのだと。

私を可哀想だと思う人も、いるでしょう。体弱くて可哀想とかw
そんな私は自分では恵まれていると感じています。

よい事や物に恵まれているというものさしは自分に委ねられていませんか?

よい事や物に恵まれていないと感じている
→自分の生きている世界や関わっている人物に否定的な気持ちを持ってしまう
→感謝できない、感謝することが見つからない

ああ、なるほど。と、なんとなく腑に落ちました。

楽しく生きるためにも

私は楽しく生きていたいという欲がとても強いです。
私の楽しみたい欲。
多分それは、その人が自分に与えられた全てのこと、日々のタスク、友人や姉妹、に対してネガティブな思いを口にしているのを聞いていたからかもしれません。

人は、心1つで、恵まれているはずの自分の人生をも呪うことができる。

と、子供ながらに感じ取ってきたような気がします。
そして、自分の大切な人がそう感じていることが、とっても悲しく、そう思わせている自分は無力だと感じてしまっていました。

「幸せ」には実は、根拠がないのかもしれません。
「幸せ」な理由をたくさん見つけられる人は「幸せ」に思考が偏っているし、「幸せじゃない」理由をたくさん見つけられる人は「幸せじゃない」に思考が偏っている、ただそれだけの違いのような気がします。

あなたの人生はどうですか?
絶対にあなたの人生もよい事や物に恵まれています。

とか言ったらイラっとする人もいるでしょうね。
そんなわけないじゃない!!!って、ごめんなさい。
他人は、宇宙。(そこに戻ってくるんかいw)

いいんです、思考を無理矢理変えなくても。
人生は、本人が常にBESTを尽くして最良の道を歩んでいます。

私は、皆さんが穏やかな毎日を送られるよう、願っています。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!

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