怒りのケアついて

胸のうちで燃え上がる怒りの炎に、手を焼いていた。
内観や瞑想といった勉強をし初めてから、「怒りは悲しみからくる二次感情」、「怒りを感じている自分を『そんなこと思っちゃだめ!』と責めるのではなく、受けとめ、いたわるのが正解」と学んだ。実際、それで随分楽になったように思う。

私は自分の過去生について、中世ヨーロッパに生きた女性で、魔女狩りにあって殺されたと記憶している。そのため、世の中の理不尽や曲がったことに対して、ものすごい怒りを覚えることが多い。相手を一方的に決めつけて誹謗するような愚かさや、曲がったことが大嫌いなのだ。
「怒りは悲しみの二次感情」と理解して自分をいたわっても、それとは別に、「じゃあこの件について相手にはどう伝えましょうか」となってしまう。「いつかは学ばないといけないことでしょ? 教えてやらないとね」って感じで笑
魂を磨くために生きているわけだから、いつか学ばなきゃいけないのは確かでも、それは相手の問題なわけで。私が「分からせてやる」道理はないのだけれど、私の中の魔女狩り的部分が怒り狂うのだ。「いいからそいつに、自分のやったことを分からせろ!」。

この感情をうまく処理できずに困っていたのだけれど、今日それについて一段落がついたので記録しておく。
事の発端は、今日オンラインゲームのチャット機能に、私がゲーム内の技について質問を投稿したこと。ゲーム内のチャットって民度が低そうだし、仲間内でしか会話を受け付けないような印象があったから一度も使ったことがなかったんだけど、初めて使ってみたら案の定「きもい」との返事。アッタマ来たから即通報してブロックしてやった笑
で、少し前の私だったら「どうして? 私なにか変なこと言った?」となってしまってたと思うんだけど、内観や心理学などから得た知見を元に自己愛を進めていたから、そうはならなかった。客観的に見ても相手が悪いわけで、それを正しく判断できたから通報できた。成長したね、と誉めてあげたい👍

で、自分をいたわるという対処はできたんだけど、例の魔女狩りにあった時の私の心がまた叫ぶ。「この思い上がった『豆柴のポチ』なる存在には、これで本当に制裁が下るんでしょうね!(ユーザー名がそうだった笑)」。「通報したのにBANされてないって声もSNSに上がってるわよ!」。

どうしたものか。私は割に傷つきやすい人間で、ある程度ショックなことがあった場合はいつもそうであるように胸がじくじくと痛んで追いつめられたような心地になっていた。

というわけで、瞑想をしてみることにする。目を閉じて、好きな天使、ミカエルやハニエルについて思いを馳せた。お願い、心を癒して~。
そこでふと先日、遠隔でヒーリングをしてもらった時に、私を一番近くで見守ってくれている大天使はメタトロンだと教えてもらったことを思い出した。
え、メタトロン?
知ってはいるけど、エルがつかない名前の天使って珍しいなあくらいにしか思っていなかった。でも今日調べてみたら、「子どもを育てる職業のひとを守る」、「繊細な心をもって生まれた子ども達、発達障害などの特性をもって生まれた子や、かつてそういう子どもだった大人を守る天使」と書いてあってびっくりした。発達障害って割と最近の概念に見えていたけど大昔からいる天使はそのことをよく知っていて、かつ私がそうだっていうのも分かってたっていうことか(私はADHDと診断されている)。すごーい!

私は名前を知っているくらいで、あまり話しかけたことなかったのに、ずっとそばにいてくれたんだ……。
ヒーリングを受けるようになったり、スピリチュアルに興味を持ったりしてから、守られてるなあと感じるようになった。もう感謝しか湧いてこないレベルであらゆることが起こったり運ばれたりしてきて、幸せだなあと感じる。メタトロンが天使の中で一番近くで見守ってくれていると思うと腑に落ちて、ひとりじゃないと感じた。ちょうど昨日めずらしく神社にお参りにいってみたら、着く頃に晴れたり、からすや水鳥が姿を見せてくれたり、気持ちいい風が吹いてしゃらしゃらと木を揺らしたり、嬉しいなーって思った。歓迎されているサインらしいです。
豊穣のエネルギーとつながると大好物がいっぱいもらえるし笑、ラクシュミー様達とつながるようになってから綺麗だと言われることも増えたし。
何より、昔より自分が自分のことを好きでいられている。

こんなに色んな存在に守られている素敵な私と縁が切れるなんて、「豆柴のポチ」って不幸者ね! って思ったとき、ふと思い至った。「豆柴のポチ」は、私が持っている愛やエネルギー、専門知識やつながりを得ることは二度と叶わないんだと。それを私が許さないから。

それって最高の復讐じゃない? 直接仕返しするような疲れることはせず、ただ自分を幸せにして、高めていけばいいんだから。
私のエネルギーが上がって、成長によって器が広がって、知識を増やして職業的専門性が高まるごとに、「豆柴のポチ」の享受できるはずだったけど受けられない恩恵は増えていくんだから。これはポチだけでなく、今までに許容の枠を越えた危害を加えてきた人間みんなに言えることだ。
これはいい考え方だ。思ったより難しいからと途中で諦めた筋膜の本、ちゃんと読もう。

そして、もうひとつ。
私は小さい頃に親に怒鳴られたり叩かれたり無視されたりしたことをまだ怒ってるんだけど、それでも、「こうしてやったら嬉しいかな」って感じでおみやげを買ったり色々する。つまり、今では心底憎んでいるわけじゃないということだ。少なくとも、愛やエネルギーで繋がることを根本から拒絶してはいない。
これは大きな気付きだった。今まで「親のことをいつになったら許せるんだろう」、「インナーチャイルドが癒せていないんじゃないか」、「こんなことだから私はだめなんだろうか」といつも気にしていた。
でも、心底憎んではいないと分かったことで少し楽になった。ふとした瞬間に思い出して苛々したりするけど、そんな自分を受けとめていたわっていけば大丈夫だと思う(憎んでいる人もいっしょだよ。トラウマを剥がしていくのが魂の成長で、人生らしいからね)。

ていうか、オンラインゲームのチャットでディス受けたところからここまで考えられるの、まじで全智の天使メタトロンに守られてるだけある!頭よすぎない!?
自分のことがもっと好きになりました笑

メタトロンのこと、もっと知りたいな(^-^)


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