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アプリ制作 【後回しを解決!プロセス編】

『成功者と失敗者を分けるのは、たった一言だ。成功者はこの言葉を使わない。「時間がなかったんだ」』
by フランクリン・フィールド(イギリスの政治家)

こんにちは!Arisaです。

今回は私が高校2年から約6ヶ月、いろんなことと並行して作っていたサービスの体験記を振り返りながら書いていきたいと思います。

結構時間かけたものなので、「プロトタイプに至るまで」と「3つのアプリそれぞれこだわった点」の4本立てでいきたいと思います(* ˃ ᵕ ˂ )b

アプリのプロトタイプやまとめはこちらのリンクでご覧ください。


どうして作ることになったの?

私は2年の前期、UI/UX授業をとり体系的に勉強してきました。
しかしこれだけど身についている気がしなく「自分でアプリを何か作ってみたい!」と思って取り組んだのがこのアプリです。

メンターを先生にお願いして相談して、自分が今課題に思ってることを解決してみることにしました。
当時悩んでいたのが、よくやることとか期限が迫ったものばかり優先してしまった結果。去年やりたいと思ってたことと今年やりたいって思ってたことが同じ!ということになってしまっていました。
これはいけないと思い「どうしたら後回しをしなくなるか」について徹底的に考えてみよう!と思いました。


🔍 問題理解・調査

まず「どうして後回しにしてしまうんだろう…」という原因や「どうゆう時にしてしまうんだろう」ということをひたすらmiroを使って書き出してみました。書き出していく中で「こうしたらいいのでは?」という仮説も出てきたのでそれも書き出していきました。
ひたすら付箋を増やすのは楽しかったです(⁎˃ᴗ˂⁎)

第1の壁

一通り出し切って、ボードが埋まってきたら一般化できるのかをインタビューしてみてみました!
実際に2人に "共感した付箋" に 👍 を押してもらったのですが、なんだか多くのものにスタンプがいっぱいついてこのまま他の人に協力してもらっても「ん、まあみんなそう思ってるんだ」くらいしか得られない気がしまし。

そこでアドバイスを受け、差をつけるために『バタフライテスト』というのを使ってみることにしました。
「バタフライテストとはなんだ?」と思い調べてみました!

バタフライテストは、その場に集まっている参加者全員でアイデアの評価や選定を行います。アイデアを絞りこむとは言っても、ビジネスの場合には単純に「これが1番よいアイデア」と決めることはできません。そこで、2つか3つほどの価値基準を設けます。そうすることによって、「この基準では1番よいけれど、この基準では問題がある」といった評価ができるようになります。このように多角的な視点からアイデアを絞りこめるということがバタフライテストの特長です。

https://www.tc-forum.co.jp/column/190922155500.html

つまり『いくつかの価値基準を設けて評価するもの』とわかりました!
今回はアイディアではなく理由に共感したかなので

  • 実際にそう思ったか

  • 新しい発見だったか

という観点で見てシールを貼ってもらいました。下のように説明フレームを作ってSlackで流しました。

miroで作った説明フレーム

その結果「共感したか」と一つの観点で聞くよりも、具体的にどう感じたのかを知ることができました \( ˆoˆ )/
たくさんの意見をもらうことができ、新しい手法も知ることができ嬉かったです!


💡 アイディア出し

たくさん共感を集められたので、次は具体的なアイディア出しに取り掛かりました。
まずインタビューを受け何も付箋が付かなかったものは消して整理し、シールが多かったものや新しく追加してくれた付箋から新しくアイディアを考えました。
アイディアの出し方としては下の出し方をやりました。

  • シールが多かったものや新しく追加してくれた付箋から考える

  • 理由の付箋を2つ並べセットにして、解決策を考える

  • 思いついた解決策を2つ並べてみて、くっつけてみる

  • 理由の付箋でもっとなんで?を繰り返してみる

そして出したものを、自分なりにちょっと整理して整理してみました。

ちょっと文にしてみた!

第2の壁

順調にいっているように見えますが、アイディアだしで息詰まってしまいました。いくつか出したのですが「これでいいのかな?」「これは全部の解決にはなっていないかな?」など思ってしまいました。

そこでもっといいアイディアを出すために『HMW(How Might We)』というものに当てはめて考えてみました。

出典:https://projectdd.jp/hmw-ef75c975a4d2

つまりHMWとは、いきなり具体的なアイディア出しから始めるのではなく、「何が課題なのか」や「どうあるべきなのか」をリストアップするメソッドらしいです。
これに当てはめてさっきのものに、「これのアイディアをすることでどうなるか」という理想の観点を入れることにしました!
そうすることで理想という引き出し増えさらにアイディアを出せたし、その理想がサービスの軸となりその後の分類の役にも立ちました ( ˶ˆ꒳ˆ˵ )

HMWを使って出したアイディア


📚 アイディア収集

次はアイディアも十分出たので次は実際にサービスの形に収束していきたいと思います。
一つ前のフェーズでやった理想から、大体の意味で5つに分類しました。

  • 常に目標を意識する系

  • 優先順位付けるけい

  • 自分の現状/状態を可視化する系

  • 時間を無駄にしない系

  • 誰かと一緒に頑張る系

その後、まとめた中で出てきたアイディアをつなげ実際どんな流れのサービスにするのか大まかに付箋を並べ考えていきました。
その大まかな流れの中でさらに3つに絞り込みました。

第3の壁(進捗が…)

地味にここが結構大変というか、他ことが立て込んでなかなか進められませんでした。こんなにステップ踏んできたし、アプリにするのなんて簡単じゃんと思っていたが、腰は重くなかなか実際に形にするのに時間がかかりました。結局行き帰りの電車の中や、休みの日出かけた車の中で、ラフでデザインを書いてハードルを下げることで、Figmaまでとりかかれました。

それぞれ4画面ずつくらい作ったところで「他の人にどれが1番欲しいかと聞くため」に4コマ漫画を作りました。

第4の壁

4コマにまとめるのはやっぱり大変でした。文字書きすぎてもう漫画ではなくなったり、機能モリモリで結局何するアプリみたいなのが薄れてしまったり、2こまで同じこと言ってたりと。
そこで下のようにそれぞれで何を書くのか目安のアドバイスをもらい、何回もフィードバックを受けながら修正することでなんとかできました。

  • 1コマ目 なかったとき(困りごと) 

  • 2コマ目 サービスを使っている状態

  • 3コマ目 あるとどうなるか(解決した場面)

  • 4コマ目 それによってもたらす理想の状態

「全然文字少なくないじゃん!」とも思いましたが、私なりにコンセプトを伝えられる4コマ漫画ができたと思います (*•̀ᴗ•́*)و ̑̑
もっとスッキリわかりやすい4コマ漫画作れるように頑張ります!


✍️ プロトタイプ  

4コマ漫画作ってインタビュー取りましたが、ばらつきが出たのと、せっかくなら3つ作ってみたいと思ったのでひとつに絞らず3つのアプリを作ることにしました!

ちょっと空白の期間

ここからまた忙しくなり空白の時間が空きましたが、それはさておき…
ちょっと話ずれますが、この制作中「後回しの原因・解決方法」といった本を何冊も読み自分の中でもそうゆう知識を貯めることができました!
今度後回しについて得た知識で「おー!」「なるほど」「心にくる..」と思ったことなどまとめてみようと思います(`・ω・)ゞ

再スタート

時間が経って「もうスライド作りながらプロトタイプも作ろう!」となり、コンセプトやペルソナを設定しながら制作しました。
これが案外よくコンセプトやペルソナで軸を再確認しながら作れたので、スラスラ作ることができました。
(でもスライド制作は参考のを色々見て考えたので型を作るの大変でした)
どんどんUIでザインを作っていくのはとっても楽しくて、気がついたらもう学校残ってるの私だけ!?状態が何回かありました笑

そんな過程を経てどれも「使いたい!」と個人的に思えるアプリを制作することができました ٩(*´︶`*)۶


以上で アプリ制作【後回しを解決!プロセス編】 終了です。
前回よりも画像多めにできたし、自分でも制作した時のことを振り返れたのでとても良かったです!

次回 アプリ制作【後回しを"理想で"解決!】それぞれのアプリでこだわったポイントなど書いていきたいと思います。

ここまで読んでくださりありがとうございました(*ᴗˬᴗ)⁾⁾
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