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望遠レンズの圧縮効果で浮世絵のように

何かに集中すると、視野が狭い感じになるけれど、そういう写真を撮るのが、どうやら自分は好きらしいということがわかってきた。

少し前から中望遠の楽しさに目覚めちゃったのだけれど、135mmの画角で最近遊び始めました。

今日はフジフイルムのAPS-C機で換算約135mmになるレンズを手に入れたので、帰り道にちょこっと撮影しました。描写性能の評判が高いXF90mm F2です。

それで、さっそく感じたのが、圧縮効果の面白さ。
遠近法とかちょっと無視するような。ファンタジックな世界。手前の人物も、奥側の人物も、大きさにあまり変わりがなくて、なんだかちょっと、浮世絵チックだぞ。


写真はよく、立体感がいい、なんて感じたりすることがあるけれど、こんなふうにベタっと平面的になる感じって、単焦点の望遠レンズならではだよね。すごく面白い。
たんにパンフォーカスっていうだけじゃなく、このレンズの描写性能の高さも相まって、ビタッといろいろが全部前に出てくる感じ。う〜ん。いい圧だw

今日は何も考えずに撮ったけれど、結果この効果に気づいた次第。
もう少し意識的に浮世絵風の写真を撮ってみたいな。楽しみが増えました。

にしても、60cmまで寄れる換算135mmってすごいな。
こういう絵は、ライカの135mmレンズ(150cmくらいまでしか寄れない)では撮影できない世界なので、ビビッたw

ボケも綺麗に出せることで知られるレンズなので、遊びがいがありそうです。

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