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焼きたてパンが食べたい朝

ほっかほかでふわっふわの、焼きたてパンが食べたい。
バターロールみたいなあの簡単に描けそうなパン。
🫶←これより少し大きいくらい。
半分に割ったらブワーッと湯気が出てきて、表面は整った茶色なのに中の生地は真っ白で、はぁ〜〜〜幸せな香り!!!とか言って。
幸せの香りなんて嗅いだことないから分かんないけど、でも焼きたてパンがもたらす全ての現象を幸せだって言いたくて、まだ使っていない五感に頼る。パン愛好家の人は、「生地から繊細な音が鳴っている」とか言うのかな。変態すぎて好き。

ところで、わたしはパンが食べたいと思って念願のパンにありつけたとき、味はめちゃくちゃ美味しいんだけど冷たかったり、生地が思ったより固かったりしてちょっとがっかりすることがある。
でもずっと食べたかった、あるいは食べてみたかったものだから、残念な気持ちを少々抱えながら美味しい美味しいと言ったりするのだけど、どうして今朝はこんなに鮮明に、理想の焼きたてパンが思い浮かんだのだろうか🤔
実は食べたことないと思っているのはわたしの思考だけで、本当は食べたことがあるのにどこか違う記憶棚の奥に追いやられてしまったのかな。(いや、追いやったのは自分だ。何かのせいにするのやめよう。)
だとしたら自分は、好きな記憶を選んで手前側にしまっておけるってことなのかな🤔
いいことも悪いことも、無意識に自分が採用したものだけを覚えていられる仕組みになっているのかも。
それとも本当に食べたことのない焼きたてパンを細部まで想像できるほど、わたしの妄想力は半端ないのかな(脳天気)

そんなことを考えながら、ペラペラのトーストを食べ終えた朝でした。
ちなみに、こんなにパンのことを語り尽くしましたがわたしはお米派です。


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