好きと得意と仕事
28歳で「作家」という肩書きを持ち、いろんな人を巻き込んで、たくさんのお金も動かしている岸田さんという人を見かけた。
私の話になるが、18歳で進路を決めなければいけない時、将来を思った。
「何になりたい?」「何が好き?」と。
その時、
「特別…というほどではないけれど、私は『ファッション』と『絵を描くこと』『ゲーム』『音楽』が好きだ。」
「そしてまあ、特別…というほどではないけれど『文章を書くこと』や『深掘りして論理的に考えること』が得意な方かな。
最近は現国すらまともな点数とれてないけど。」と思ったのを思い出す。
私は自分の才能に「特別なもの」を感じたことはあまりない。
だからあの時に思いついた「好きなこと」や「得意なこと」たちも、職業に選ばなかった。
「『好き』を仕事にすべきか」という論争は、方々で見聞きするが別にそこに対して私の意見はない。
ただ、「仕事」は私の全てではないと今の私は言い切れる。
「好きなこと」や「したいこと」「得意なこと」を仕事に出来ていなくても、私たちには「仕事」以外の時間がある。
私は一緒に住む家族との会話を楽しむことや、たまに空いた時間ここに文章を書いて「好きなこと」ができている。
これが今の私にとっての幸せになっている。
何の不満もないね。
岸田さんがどういう経緯で作家になったのか、そこまで調べられていないのだけど、同い年で私がチラッと憧れていた「作家」になっている人を見たのでつい反応してしまった。
まぁ…
ほんとは今もすこーし肩書き「作家」とか「デザイナー」とかにいまだに憧れてたりする(小声)
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