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バターコーヒーの作り方と痩せる仕組み

数年前ベストセラーとなった、デイヴ・アスプリー(Dave Asprey)著書の【シリコンバレー式自分を変える最強の食事】はご存知でしょうか。

IQ、集中力、気分、美醜、健康、体型などのあらゆる面が変化する完全無欠ダイエット(THE BULLETPROOF DIET)プログラムが書かれた本になります。

完全無欠ダイエットプログラムでは断続的ファスティングというものを行うことになります。

断続的ファスティング
短時間(6〜8時間)のうちに1日の食事をすべて摂る

この断続的ファスティングが「体重減少」や「集中力アップ」など体に良いことをもたらします。

しかし18時間もの間食事をしなければ、働く現代人ではエネルギー切れになってしまいます。そこで考案されたのがバターコーヒー。
脂肪を食べても、タンパク質や炭水化物や糖とともに食べなければ体はそれを必要としないため(脂肪をため込まない)バターコーヒーは断食モードを保ちながら空腹感を和らげることができるというのです。


バターコーヒーの作り方

《材料》
・無塩のグラスフェッドバターまたはギー 大さじ1〜2
・MCTオイル 大さじ1〜2
・コーヒー(高品質なもの)

《作り方》
コーヒーにバター、MCTオイルを入れミルクフォーマーかブレンダーでしっかりと攪拌する。
この攪拌させミセルという状態にすることが重要です。


グラスフェッドバター
牧草のみで飼育された牛の乳から作られたバター。バターコーヒーに使用するものは100%グラスフェッドバターが良い。手に入らなければ「ブレス産バター」他AOP認証のものが望ましい。できるだけ牧草飼料の割合が多い高品質バターが望ましいとされる。
MCTオイル
ココナッツから抽出した中鎖脂肪酸で体をケトーシスという状態に導いてくれる。ケトーシスというのは体が糖の代わりに脂肪をもやしてエネルギーにするという有益な状態のこと。


バターコーヒーの痩せる仕組み

1.カフェインはインスリン感受性を高めます。血糖値が正常に保たれるため持続的な減量にとって重要です。

2.コーヒーにバターやオイルを溶かすとミセルという状態に分解され、脂肪をエネルギーに変換するようになります。

3.FIAFというタンパク質が生成され、体脂肪を燃やしてくれる。糖質やでんぷんが供給させるとFIAFの生成がストップしてしまい脂肪が蓄えられていきます。

FIAF(絶食誘導脂肪因子)
体に脂肪を貯蔵させるリポ蛋白リパーゼという酵素を阻害する役割がある。

4.コーヒーポリフェノールが痩せ型の細菌を増やす。



バターコーヒーダイエットの概要(簡略)

・朝食はバターコーヒーのみかバターコーヒーとタンパク質をとる
・昼食〜夕食は6時間以内
・夕食〜翌日の昼食までは15〜18時間空ける
・炭水化物は夜に少量取る。


最後に

完全無欠ダイエットプログラムでは、食材やその調理方法にかなりの制限があります。食品の持つ毒についても著者は厳しく調べています。そして良質な物ということにかなりこだわっているので費用も相当かかりそうです。

最大に人生のパフォーマンスを上げたい!という方はぜひこちらの本を熟読していただき試してみてはと思います。

私は良質なオイルをとることや、バターコーヒーを取り入れた断続的ファスティングなど日常に取り入れられる事からやっていこうと思います。

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