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本棚:『今夜は眠れない』

中学1年のサッカー部員の僕の家に突然、降ってわいてきた5億円の遺産。世間は黙っていなくて、家族は翻弄されて。真相をつかむため、家族の絆を取り戻すため、親友とともに動き出す。

年末年始に読んだ『夢にも思わない』の前の話でして、『夢にも思わない』だけでも十分楽しめましたが、その前にあった事件って何?と気になりまして。主人公は中学1年だけれど、親友と一緒とはいえ、行動力がすごいなと。今とは違って、携帯電話のない時代。私の中学時代もそうでしたが、あの頃は、親の了解なしに電車に乗って遠くに行くって無理だったなぁ。まぁ、住んでいる場所が田舎だったので、駅まで行くのも大変でしたが。
5億円とかの大金は、ふだんやりくりしているお金と桁が違いすぎるので、もうイメージがわきませんが、いきなり渡されたら、嬉しいというより、困りそう。周りの人との関りも変わったら嫌だな。
以前は、「いくらあれば一生働かずに暮らせるかな?」と考えたことも何度かありますが、モノを減らしていく中で、必要なモノも、必要なお金もそれほど多くはないんだと思うようになりました。また、何もしない…というのも、それはそれでつまらない、張り合いがないのではないかと思い、ゆる~く生涯現役がいいなと思っています。あと、節約がゲーム感覚というか、やりくりするって案外楽しい!とも思っていまして。そのため、宝くじのCMは冷めた目で見てしまいます…。


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