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本棚:『今やる人になる40の習慣』

「いつやるか?今でしょ!」で有名な林修先生の本。2013年発行なので10年以上前の本になりますが、なんとなく今読んでも参考になるんじゃないかなという気がして、手に取りました。

「いつやるか?今でしょ!」はあまりに有名で、やろうかどうか躊躇った時に自分を鼓舞するために言ったりしますが、言葉には力があるなと思います。本書で紹介されているエヴァンゲリオンの「奇跡を待つより、捨て身の努力よ!」は知りませんでしたが、いい言葉だなと思いました。
40の習慣のうち、最後にあるのが『「人生のアイウエオ」を胸に抱いて生きている』というもので、人生のアイウエオとは、「人をアイして、ウンを逃さず、エンを尊び、オンを忘れず」ということ。一番のポイントは、最初の「人をアイして」なんだろうなぁ。

肝に銘じなきゃ!と思ったのが、『素早く「かたち」にして直ちに相手に伝えられる』習慣。思いはあったが、結局は何もしなかったというのは、相手から見れば、まったく思っていなかったのと同じということ。
よく言い訳として、「気になってはいたんだよね」「思ってはいたんだよね」とか、ありますが、頭に浮かんだのは「今やろうと思ってたのに」というセリフ。なんとなく、相手のやる気を削いだ方が悪いみたいな印象もありますが、「今やる人」であればすぐに行動でもって「かたち」にしているはず。結局、かたちにしていなかったのは事実で、それは相手からしたら、思ってなかったと同じだよなと。

以前読んだ本で、「片づけられない」は老いの始まり、みたいなのがありまして、気になったモノがあれば、すぐに動くように意識していますが、片づけ以外でも、いくつになっても気持ちは若く身軽に、すぐに動ける人でありたいと思います。そして、思いはちゃんとかたちにできる人に。


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