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本棚:『ほろよい読書 おかわり』

アンソロジーの第2弾。お酒を飲む理由はいろいろあるだろうけど、全体的に、ちょっとほろ苦~い感じが心地よいお酒で浄化されていくような印象を持ちました。お酒の飲めない方も読書なら。
父はほぼ毎晩飲んでますし、母は結婚前、冬場は実家がとても寒かったので、寝る前に一杯飲んでいたと言ってましたし、私も飲めない体質ではありません。でも、子どもの頃から父の酔っぱらう姿を見てきたので、飲み会ぐらいでしか飲まず…。そして、睡眠ファーストの今となっては、飲み会でも飲まず…。
と言いつつ、入社3年目ぐらいのある一時だけですが、毎週金曜の夜は缶チューハイを1本買って、金曜ロードショーなど2時間ぐらいのものを見ながら飲む、ということをやっていました。一週間がんばったご褒美に…みたいな感じだったのですが、お酒が好きで飲んでいたというよりは、一週間の疲れを癒す儀式みたいなことをしている自分に酔ってたんだと思います。
ちなみに今では「がんばった自分へのご褒美」の考え方が好きではなく、うまく企業に踊らされてるよね~というのもありますが、人参ぶら下げて無理して頑張るよりは、頑張らないで済む方法を本気で探すべし!と思っています。
ところで、実家への帰省土産はちょっと前までお菓子ばかりでしたが、父に「酒のつまみになるようなものを買ってきてくれ」と言われて以降は、できるだけそのようなものを探して買って帰ります。お酒は飲まないけれど、お酒のつまみになるようなものは子どもの頃から好きでして、飲まないけれど、酒飲みDNAは受け継いでいるんだろうな。


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