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本棚:『氷菓』

何事にも「省エネ」な高校1年生、折木奉太郎。姉からの手紙により、廃部になりかけていた古典部に入ることに。古典部の文集のタイトル「氷菓」に込められた意味とは?
奉太郎が通う神山高校の文化祭はなんと5日間。自分の高校時代を振り返ってみれば、1日だけだったと思うし、高校よりも中学の時の方が印象に残ってるんですよね。1年生~3年生までクラス毎に一緒になって、クラス対抗の応援合戦とか、何か絵を描いたような気もするし。先生数名による劇とかもあったし。一方、高校の頃は勉強ばかりだったなぁ。まぁ、自分で選んだ高校だけれど。
自分の高校時代を振り返ってみれば、けっして薔薇色ではなかったし、かと言って灰色ってわけでもなかったと思うし。そもそも高校時代も遠い昔になり過ぎていて、あやふやですが。でも、今の私があるのは、あの高校時代を抜きには出来ないはずで。あやふやな高校時代を思い出しつつ、読みました。
「氷菓」の意味は、ネタバレになるので書きませんが、かっこいいなぁと、はじめに思った印象とは別のものだったので、なんというか…。社会人になって、文集というものからは縁遠くなりましたが、そういえば昔はタイトルをどうするか、みんなで意見を出しあって決めた大事なものなんだよなと少し懐かしくなりました。


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