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本棚:『負動産時代 マイナス価値となる家と土地』

『金持ち父さん 貧乏父さん』を読んで、持ち家は資産ではなく負債なんだと思うようになりましたが、「負動産」と書かれるとドキッとしますね。
家を所有することに価値を感じられないのと、老後は老人ホームか、それに類する所かな?と考えていることもあって、ずっと賃貸でいいや~と思っていますが、実家を将来どうしよう…というモヤモヤはあります。
以前、職場の若手が「不労所得として賃貸経営も考えているんですよね~」と言った時、別の同僚と一緒に「いや、やめた方がいいっしょ」と返したのを思い出します。その時 反対したのは、店子がいい人ばかりとは限らないし、何かあれば借り手がいなくなっちゃうかもしれないし、リスクが大きいということが理由だったのですが、10年ぐらいで家賃下げられてしまうことが多いのだと本書で知りました。
また、戸建てとマンションを比較した場合、マンションの方がセキュリティがいいかなと安易に考えていましたが、大規模修繕のことまで考えて購入している方ってどのぐらいの割合いるのでしょう…。
相続の話は難しかったですが、ちゃんと土地がいかされる制度となるといいなと思います。最近ちょっと思うのは、近所で古い家を取り壊して新しい家が建つとき、もともと1軒だった土地に2軒建てたりするのですが、人口が減って、空き家も増えているのに、わざわざ狭い家を増やすのが良いのかな?と。現時点では安く買えた方がいいのだろうけど、日当たりは悪くなるし、入り組んだ狭い土地は将来、手放すといったときに扱いにくいように思うし。


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