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本棚:『枝豆とたずね人 ゆうれい居酒屋5』

あっという間にシリーズ第5弾。今回は「食堂のおばちゃん」シリーズの登場人物のことが、ちょこっと会話に出てきて、思わずニヤリとしてしまいました。舞台は新小岩でして、読むたびに南口にあるというルミエール商店街に行ってみたいなと思います。ちょうど来月末に新小岩に行く用事ができまして、ついでに寄ってみようと楽しみです。

「ゆうれい居酒屋」というのは、つい数日前に行った居酒屋「米屋」に再び訪れようとすると、両隣の店はあるものの、「米屋」はなく、隣の焼き鳥屋に聞いてみると、その店は30年以上前になくなったと聞かされまして、女将さんが(ついでに米屋にいた常連さんも)ゆうれいだった…ということなのですが。
すなわち、昭和から平成の頃にタイムトリップしているとも言えるわけでして。その当時、スマホなんてありませんから、女将は「あの板は何なのかしら?」なんて思っています。
ちょうどそのぐらいの時期だと思うのですが、家の電話がコードレスになって、どのぐらい離れてもつながるのか父と外に出て確かめたのを思い出します。コードレスに感動していたぐらいだから、スマホなんてもうSFの世界といいますか。でも、それが30年ぐらいでできちゃうんだなぁ。


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