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本棚:『お金が貯まる人は、なぜ部屋がきれいなのか』

著者はファイナンシャル・プランナーの黒田尚子さん。タイトルに「部屋がきれいなのか」とあるので、片づけの本かしら?とも思うかもしれませんが、お金の本です。
「犬」派よりも「猫」派のほうが、お金が貯まりやすい、とか、FIREの実現の指標として推定年間生活費の25倍の資産と4%ルール、とか、へぇ~と思いながら読みました。

部屋の中の様子は、その人の頭の中を表していると思います。部屋がごちゃごちゃしていたら、きっと頭の中もTO DOリストがいっぱい詰まっていそう。お金を貯める。そして、お金を増やす。となれば、それなりの知識と行動力が必要だと思いますが、そのためには時間が必要だと思います。
片づけというとモノのことを思い浮かべますが、部屋の中だけでなく、時間もお金も余裕がある状態が大事だと思います。不要なものは取り除いて、その分を自分が大切だと思うことに注げればよいと思います。でも、時間やお金の使い方って、紙に書き出したりしないと見えにくいと思うんです。一方、片づけの場合、効果がすぐ見て分かるので、私は片づけが好きなんです。そして、部屋が片づけば、探し物に費やしていた時間や、すでに持っているものをダブって買ってしまうムダなどが省けて、時間やお金にもゆとりができると思います。そして、ゆとりができれば、新たな知識を増やしたり、家族や友人との時間をもっと楽しめたり、よりよく暮らせるようになると思います。


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