本棚：『スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン』

シリーズ３作目です。今回も相も変わらず堀田家は賑やかです。毎回いろんな事件が持ち込まれますが、現実にはそんなに上手く行かないよ…と思いつつも、最後は丸く収まるところ（しかも私の予想より上方修正な形で）が心地よく、どんどんこのシリーズにハマっています。ただ、問題はタイトルだけだとシリーズの何作目なのか分からないので、間違って飛ばしてしまわないよう、注意して図書館で借りています。ついでに、一番近い図書館だと単行本が置いてあり、それだと重い（通勤時にも読む）ので、別の図書館で文庫本を借りています。
「東京バンドワゴン」は東京の下町が舞台ですが、わたしが今住んでいるところも下町といえば下町なのかしら。ここに引っ越す前に住んでいたところでは、散歩コースはほぼお決まりでしたが、ここでは近くでもまだまだ知らない場所があり、なかなか楽しいです。この前の週末、土曜、日曜と連続して同じ付近ではありましたが、道を聞かれ、私もここの人間になりつつあるってことかしら？なんて思いました。傍から見れば、私も東京の人??
引っ越してきたばかりのころは、部屋の狭さが嫌でしたが、今はそれほど気にならなくなり（ただの慣れ？もしくは、モノが減った？）、散歩や通勤時に猫を見かけるのが楽しみとなっています。

スタンド・バイ・ミー 東京バンドワゴン(3) (集英社文庫)