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本棚:『とり天で喝! ゆうれい居酒屋4』

本シリーズの舞台はJR新小岩駅の南口に広がるルミエール商店街の中ほどの一本隣の路地裏にある居酒屋「米屋」。読むたびに、新小岩って住みやすいところなんだな、今度、引っ越すなら新小岩かなぁなんて考えてしまいます。
お話の流れはお決まりで、ご常連以外にやって来たお客はたいてい、本当は違う店に行きたかったのだけれど、あいにく満席で仕方なく入ったのが米屋。しかし、想定外の料理のおいしさに心の鎧が脱げ、いつの間にか悩みなどを打ち明けており、女将さんに救われて、後日、お礼に米屋を訪ねるも見つからない。米屋の隣の焼き鳥屋に尋ねれば、女将さんも米屋もとっくになくなったと知るのですが、お決まりのパターンに安心すると言いますか。でも、本書の第五話はいつもと違うパターンでした。
会社では平成生まれの人が増えてきましたが、昭和生まれの私。ただ、まだ小学校低学年だったので、覚えていることは少ないく。平成には平成の、令和には令和の良さがあると思いますが、大人の今の状態で昭和がどんな世の中だったのか見てみたかったなぁ。まぁ、会社での女性の立場は今の方がよいかと思いますが、町やお店の雰囲気はどうだったのかなと。そして、今から30年後ぐらいの世の中はどうなっているのかも見てみたいので、健康でいなくては!


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