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本棚:『おいしい旅 想い出編』

実力派女性作家集団の「アミの会」によるアンソロジー。アミの会は以前は(仮)が付いていましたが、10冊刊行を節目に、本作より(仮)は取れたそう。
「おいしい旅」なので、幸せを感じる作品が多かった印象ですが、特に福田和代さんの『幸福のレシピ』が「幸せだなぁ~」と羨ましく思いながら読みました。また、矢崎存美さんの『下戸の街・赤羽』を読んで、「お菓子のヤケ食いやってみたい!」と思いました。
自分がもう一度味わいたい想い出の味は何かな~と考えて思いつくのは、アメリカで食べたステーキ美味しかったなぁとか、松坂牛のステーキ美味しかったなぁ、できたての赤福餅は美味しかったなぁ、宮島の揚げもみじもいいよね…と、肉か お菓子か のどちらかでした。
最近は熱が冷めてしまったのですが、以前は「マグロ大好き!」でして、たまに都内に用事があった時は、東京駅の八重洲でネギトロ丼を食べて帰っていました。都内に引っ越して、そのお店にも行きやすくなったのですが、まだ一度も行っていません。突然、熱がぶり返して、「そうだ!ネギトロ丼を食べに行こう!」と思い立つ日が来るのかしら。
美味しいものはいろいろありますが、いつまでもそのお店があるとは限らないわけで、食べたくなったら、「忙しいし…」だなんて言い訳せずに、思い切って食べに行っちゃった方がいいかもしれませんね。


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