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本棚:『財布は踊る』

専業主婦のみづほは、節約して貯めたお金でハワイに行き、念願のヴィトンの財布を購入。イニシャルを入れた財布は自分だけの財布になるはずだったが、夫の借金が発覚。やむなく財布は新品同様の状態で手放すことに。そして、その財布を手に入れたのは…。

著者は原田ひ香さん。これはお金の話だわ!気になる!と嬉々として手に取りました。はじめの話では、「毎月支払額が一定って、そりゃリボ払いでしょ!早く気付いて!」と思いましたが、後半に出てくる奨学金の裏技は知りませんでした。たしかに、社会人になったばかりで給与も低い状態であれば、奨学金を返していくのは大変だろうなと思います。
ところで、みづほが欲しがったヴィトンの財布がどんなものかは分かりませんが、昔、兄のおさがりのヴィトンの財布を使っていた時期があります。自分だったら絶対に買わないであろうブランド物の財布なので、そこそこ長く使っていたと思います。今は数年前に購入した甲州印伝の財布を使っており、地元山梨への愛も表現でき、他の財布へ目移りすることもありません。ちなみに、確か『稼ぐ人はなぜ、長財布を使うのか?』を図書館で借りて読んだ後だったので、長財布を選んだという記憶があります。でも、キャッシュレス普及により、現金を使うことが減った分、財布の位置づけも変わってきているのかなぁ。


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