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本棚:『2030年の旅』

2030年まで10年切っているので、遠い未来という感じはしませんが、本書の発行は2017年。あの当時、東京オリンピックは楽しみで、関東在勤のままだといいなぁって思ってて、2030年はまだ先で、コロナなんて想像できなかったなぁ。

8つの短編が収められていますが、その中の1つは宗田理さん。中学の頃、「ぼくら」シリーズをよく読んだので懐かしくなりました。「ぼくら」シリーズでは、悪い大人をやっつける感じでしたが、本書の場合はというと…。

コロナによって、いろんなものがオンラインで行われるようになるんだなと思ったのですが、最近ではそうでもないのかな?、対面はやっぱり必要なんじゃないかな?と思っています。先日、10年以上ぶりにプロ野球を観戦したのですが、その場の雰囲気というか、空気感というか、やっぱりリアルは違うなと。「ここで1点取ってくれ!」という気というか、念というか、そういうものを感じたタイミングがあり、そのちょっと後で、実際に1点はいって、みんなの気が通じたのかなと。

話は変わって、科学館で2050年の給食がどんなものかという展示を見たのですが、おかずの1つがイナゴでして、ちょっと衝撃を受けました。今の給食と昔の給食も展示されており、今の給食が一番豪華だけど、昔の握り飯と焼き鮭&漬け物は健康的で悪くないと思うし、2050年のが一番イヤかも…と。でも、子どもの時からそれが普通だったなら、そうは思わないのかな…。イナゴも、今でいうエビとかカニとかと変わらない感じなのかしら…。だとすると、ずっとオンラインでも全然平気なのかな?

2030年まではあと8年ですが、目標は2050年まで生きて、どんな世の中になっているか見ること、そしてエンジョイすることなので、何はともあれ健康第一で。


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