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コバルト文庫

NHKプラスで面白い番組ないかな~とスクロールしていた中で見つけたのが、「没後15年 氷室冴子をリレーする」のアンコール放送。
中学の頃、「なんて素敵にジャパネスク」が好きだったので、懐かしくなりました。ちなみにブックオフなどでシリーズ全巻そろえたのですが、今はイラストが違うこともあって、もう手放せません。実家のクローゼットに大切にしまってあります。
そういえば、数年前に『月の輝く夜に/ざ・ちぇんじ!』を読んで、「あぁ、この感じ!好きー」とジャパネスクを思い出して楽しく読みました。その後、今から1年半ぐらい前に『さようならアルルカン/白い少女たち(氷室冴子初期作品集)』を読みまして、あぁ、こういう作品も書いていたんだなぁと知りました。

今回、NHKの番組を見て、その時代背景をすっかり忘れていましたが、働く女性には厳しい時代だったんだなと。都市部と地方で違うかとも思いますが、もういい年ですが、長年、夫・子供なしの一人暮らしですが、少なくともあからさまに「結婚しないの?」とか、言われることはないですし、社内でも私と同じような方もいますし。「あぁ、私みたいな人も生きやすい世の中でよかったわ」と。
結婚だけでなく、男性社会でなめられていたというのも、なんだか許せなくて。私はそれほど空気が読めるタイプではないですが、なめられているとか、軽んじられているというのはなんとなくわかるわけで、そういう扱いをしてくる人は嫌いです。それは悔しいけれど、自分も加害者とならないよう、周りの人への配慮を忘れないようにしたいと思います。


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