2020年の夏に思うこと

 新型コロナウィルス感染症の感染拡大に伴い、例年とは異なる様式での生活を強いられています。皆様お元気でしょうか?
 noteを始めたけど特に何もすることがないので、最近思うことをだらだらと書き連ねてみようと思います。

 吹奏楽、楽器演奏をライフワークとしている身としては、新型コロナウィルス感染症による社会的影響を顕著に受けています。そんな中、昨年度と大きく異なる点に、「全日本吹奏楽コンクールの中止」があります。これによって今年の夏は、ある意味「今までに経験したことのない」夏となっています。

 10歳の頃に楽器を始め、これまでコンクールと共に15回の夏を過ごしてきた私としては、なんとも調子が狂うというか、妙にゆったりとした夏を過ごしています。(本業の方では、感染防止に向けての対応に追われきりの上半期でしたが…)

 私自身は元々コンクール至上主義ではなく、信頼できる仲間と楽しく楽器を吹いて、それをお客さんに聴いてもらって喜んでもらいたいという思いしかないのですが、今年の夏は単純に練習する環境が整わないので、練習時間が減っています。

 ところが、練習時間が減ったことに対しての危機感や焦燥感は無く、「この情勢じゃあ、練習できなくてしょうがないよね」という、ある種の諦めの気持ちが勝っています。

 それまで、「自分の人生に必要なもの」だとばかり思っていた楽器演奏が、「別になくても困らないもの」だと分かったのです。アマチュアの私にとって当たり前のことですが、これは初めて得た気付きでした。

 自分は楽器を吹かなくても、生きていける。
 自分は楽器を吹くことの他にも、することがある。

 そんな生活です。各地の中高を回って楽器指導や合奏指導をし、休みの日が休みでないような夏ではなく、自分のため、家族のために時間を使える夏。これは物心付いてからは初めての経験です。コロナ禍でもできる他の趣味が欲しいなあ、とも思うような日々です。(いっそ楽器を辞めようか、とも思いましたが…。さすがにそれはやめました。)

 これから治療薬の実用化が進めば、私たちはCovid-19と共存することが出来るようになるでしょう。そうなったら、今までのような夏が戻ってくるはずです。コンクールは苦手ですが、2020年の夏に感じたことを頭の片隅におきながら自分なりにやっていきたいと思います。

 本当に何が書いてあるのかよく分からない文章になってしまいましたが、言いたいことをうまくまとめる練習もしたいのでまた書きます。笑

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