ジャケット制作日記

2022/5/14(土)のワンマンから発売するCDのジャケットを先日公開しました。

PARTY ジャケット

こちら!

今日はこのジャケットが出来るまでをなんとなく記事にしようと思います。


まず、このジャケットの構想をぼんやりと練り始めたのが前回のCD「HELLOS」をリリース(2021/2/9)した後すぐくらいでした。入れる曲とかより先にジャケットをぼんやり考えていたのです。
ただ次も4曲入りEPを作るというのだけは決まっていました。

ちなみに前回のジャケットも自分でデザインしたのですが、

HELLOS ジャケット

これは、窓の絵の奥に私の実写シルエットというデザインなのですが、裏ジャケには誰かがいたような痕跡だけがあり、CDケースを開けるまでは私はいないという仕組みです。ハロー!っていう雰囲気をイメージしました。

で、これがあっての今回。
2作目は前回のようなシルエットのみではなく、最初から無地のカラー背景の真ん中に私がいて、その上か下にアルバムタイトルを…というぼんやりしたイメージだけありました。

一番最初に脳から摘出されたイメージ

なんでも一度書いたり、脳みそから出さないとうまく想像を具現化できないタイプなので、どんなに必要なさそうなイメージ図でも書いたりしてみます。それにしてもひどい。なんか、、、下手すぎる。

このあと収録曲が少しずつ固まっていきました。
曲が決まればタイトルも決まっていきます。
タイトルについてはまたいつか話せる時がくると思うので置いておいて、曲・タイトルが決まってくると、ジャケットの配色イメージが沸いてきました。
背景色がパープルというのはこの段階で決めました。

構想上のジャケットには新しい自分の写真が必要だったので、その写真を撮影してもらうために、いつもアー写を担当してくれているカメラマンしんやくんに伝わるように、ラフなイメージを画像として作成しました。

しんやくんに送った画像

足先まで全身を使いたかったので、前回のアー写撮影時に撮ってた足先まで入った写真(半目)とアルバムタイトル・名前と、何か写真は加工して絵のようなものとくっつけたいってのもイメージとしてあったので、とりあえず絵の傘を持たせて「こういうイメージなのでとりあえず全身写真をとってもらいたい!」とお願いしました。

衣装はギリギリまで迷って、アー写と近いけどちょっとちがうって微妙なところを攻めて撮影に挑みました。

撮影オフショット「ピースするありさ」


最終稿の一歩手前

そして撮ってもらった写真を使って、試行錯誤しながらメインデザインを作りました。これがほんとに骨の折れる作業やった。世の中のデザイン系の仕事の人のことを心から尊敬する。こういうのはまず、素材を選ぶところからはじまり、思いつくまでも道のりやし、そこからその思いつきを目に見えるようにすること…それがすごく…長かった…。頭の中のものをカタチにすることに関して、私はまだちょっとは音楽の方が得意かも…と思いました。はじめてそんなこと思った…。試しては消して、試しては消して、を何回も繰り返しました。
どうしたらもっとパーティー!って感じ出せるやろうって思いながらこの、足からでてるクラッカーの色とか配置もひとつひとつ考えて1歩進んで2歩下がって、突然3歩進めたりしました。

最後はタイトルと名前のロゴデザインを詰めて考えて(これも大変やった…悩みすぎて脳みそ沸騰した…)それぞれ配置をもう少しずつ調整して変更したりして、一番最初に載せた完成版へとなりました。

PARTY ジャケット 完成

ここにのせるのはジャケット画像だけなんですが、CDのデザインというのは、これ以外に裏面のジャケットや歌詞カード、盤面に至るまで本当に細かくたくさんあります。
別に今回に限ったことではないし、私だけでもなくCDを制作している全員に言えることなんですが、全部マジで本気で取り組んでいるので、よかったらCDというものを手にとって隅々見てもらえたらすっごい嬉しいなあ…と思ってこの記事を書きました。
サブスクでもいずれ解禁される音源ですが、サブスクではバンドメンバーやレコーディングスタジオなどのクレジット表記もないので、CDならではのそういう、風味?温度?みたいなものもよかったら味わってもらいたいです。

曲を作る過程とかも詳しく説明できたら面白いけど、音楽はなかなかわかりやすく文章や画像にしづらいので、目に見えるジャケットを題材にしたいなあっと今回のCDを作り始めた時から考えていました。
ついにこういうのできて嬉しいなあ。

長々と書いてまいりましたが、要約するとつまりは「CD、魂こもっています」ってこと言いたい。
私だってもちろんめっちゃサブスクも利用するし、それですごく聴く音楽も広がるので、なんだこれは最高のシステム!とは思っているけど、それでもやっぱり学生時代に少ないお小遣いやバイト代を注ぎ込んで欲しかったCDを手に入れた日の感動を今も忘れられずにいるし、はじめて自分のCDができた日の泣けるような笑うような感情のこともずっと覚えています。
だから多分今でもCD大切に作っちゃうんやろうなあ。
そういうの、少しでも伝わったらいいなあ。
そんな思いです。
(でもね、サブスクは聴いてもらえてることがデータとしてわかるのでそれはそれですごい活力になるよ)


本当に自己満足みたいな内容になりましたが、ここまで読んでくれたあなた、勇者。
それだけでももう嬉しいです。

こちらのCDは、5/14からライブ会場で買えるようになります。

↓ライブ情報はこれ↓

2022.5.14(土)@心斎橋 真心場
2nd EP リリース記念ワンマンライブ 
「PARTY」
open18:30/start19:00
ticket ¥2500-(+1drink)

サポートメンバー
Pf.あすりーな Perc.チモト

CDは通販でも出します。
けど、会場で当日手渡せたら超うれしい!ってきもち。
手に取ってもらえるように、ライブもいいものにします。
ぜひとも、新譜「PARTY」よろしくお願いします!

収録曲についてのセルフ解説ものちのち記事にしますね。

では、最後まで読んでいただきありがとうございました!!

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