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最後は「にがす」

トドメをさす必要はないって話。

この記事を音声化しました ↓

from:ありのまま@9 #教員生活20年 #潜在数秘術士

今年初の桜をみた帰りのカフェより、、、

近くの公園に桜を見ながら、散歩に行った。

ファミマのコーヒーを片手に。

コーヒーの香りとほんのり咲いた桜を見ながら、

朝の空気を感じた。

大きく深呼吸をする。

冷たい空気が体の中に染み込んで清々しかった。

実は今朝の天気は曇り。

しかし、「桜」と「曇り」が対比して

なんだか素敵だったよ。

物事って捉えよう。

「青空が広がっていたら、もっと気持ちよかっただろうな」

って思ったけど、思ったって変わらない。

だったら、今を楽しむしかない。

そう考えたときに、

「これって対比やん」

って知的な発見があったんだ。

ものの捉え方にも知識が関係しているね。

そう考えると学校での勉強って

やっぱり心とつながっているよ。


さて、先日ある場所に車で向かっていた。

慣れない土地の慣れない道。

狭い道に入ってしまった。

待ち合わせの時間も迫っていて、

僕も焦っていた。

そして、1本の路地に入る。

道のまん中を男性二人がゆーっくり歩く。

おいおい、頼むぜ、どいてくれ〜

って思っていた。

すると一人の男性が僕に気づいた。

おー念じたら通じた!!

隣の方にも声をかけて、そこをあけてくれ〜

男性はどこかを指さした。

ん?

道路標識?

「侵入禁止」

おー、一方通行だったんか。

ごめんごめん、知らんかった。

教えてくれてありがとう!

って思っていた。

すると隣の兄ちゃんも僕に気づいた。

めっちゃ睨んでる。

だからわかなんなかったんだって。

僕はUターンにはいる。

教えてくれた兄ちゃんは別のところへ移動していた。

ターンして、行こうとしたとき、あの睨んだ兄ちゃん

ずーっと睨んでいる。

それさ、要らなくね?

この時点で僕も逆にイライラしている。

侵入禁止を教えてもらって、失敗した〜

って気持ちが1mmもなくなった。

そして、睨む兄ちゃんへの憎悪が100倍になる。

なんでトドメを刺したがるんだろうね。

トドメを刺して、相手を追い込めば追い込むほど

敵をつくっていることもわからずに。

ふと振り返ると日常でもこういうことってあるよね、

余計なトドメが。

それは言葉だったり行動だったり。

例えば、我が子が食べ物をこぼす。

もちろん子供はこぼそうとしたわけではない。

どちらかというと

こぼさないようにしたのにこぼれた

って表現が正しい。

「あーもう。またこぼして」

『ごめんなさい』

これで止めたいよね。

「なんでこぼすの」

『・・・』

言っちゃうよね。

分かる。分かるよ。

「もうこぼさないで」

あートドメをさしちゃった。

僕もこの文章を書いていて、

心にグサーって矢が刺さった。

できれば、「ごめんなさい」でやめたいね。

なんなら、最後はトドメではなく逃げ道を作りたいね。

「あーもう、またこぼして」

『ごめんなさい』

イライラをおさめるために布巾を取りに動く。

その場から離れる。

一緒に掃除をする←ここ大事ね。

この時点でしつけは終了しているよね。

子供もガミガミ叱られるより

より「気をつけよう」って思う。

最後に逃げ道をつくってあげるともっといいね。

「こぼさないように気をつけていたのに、こぼしちゃったね。 次は大丈夫だよ」

こんな対応、週に一回、いや月に一回はしたいね。

PS

「これをしなければ」

って思うと自分を苦しめるよ。

僕がそうだったから、よく分かる。

愉しみながら、子供と共にゆ〜っくり成長しよう。

僕も一緒。

一緒に頑張ろ!

PS2

僕の一方通行の失敗に対して、

めっちゃ睨んできた兄ちゃん。

睨んでいたんじゃなくて、

目が悪かっただけだったりして。

僕の勘違いかも。

兄ちゃん、悪い例で使っちゃってごめん。

でもおかげでめちゃくちゃ勉強になったよ。


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