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田中角栄と池田大作:人を引きつける力の秘密~田原総一朗「創価学会」
公務員クエスト失敗おじさんの「ありのこ」です。
少し前ですが池田大作氏が2023年11月15日に亡くなりました。
創価学会に大きな影響を持っている池田大作氏。
ツイッター(X)にて勧められたので田原総一朗「創価学会」を読み始めました。
田原総一朗氏は「朝まで生テレビ」のMCで炎上ぎみ。
しかし田原総一朗「創価学会」の内容はかなりしっかりしています。
![](https://assets.st-note.com/img/1707971797077-7Lyfikb8nR.jpg?width=800)
田原総一朗氏は「池田大作氏は田中角栄氏に似ている」と言います。
田原総一朗氏が創価学会の人たちに取材したところ「私たち1人1人が池田先生とつながっている」「1人1人が池田先生と確かに触れ合いを感じている」と皆、口をそろえて言ったそうです。
田中角栄氏は
地元でたくさんの人に迎えられるが、1人1人の顔・名前・家族構成を覚えている。
「〇〇さん、最近調子はどう?」「〇〇さんとこ、おばあちゃんは元気?」と目を合わせながら話した
そうです。
池田大作氏も田中角栄氏も小難しいことはまったく言わず、人の話を聞くのが上手だった。
田原総一朗氏はこのように分析しています。
池田大作氏のおもしろいところは「具体的に励ます」こと。
具体例として1960年に池田大作氏がアメリカ・サンフランシスコに行った時の話が田原総一朗「創価学会」に出てきます。
多くの創価学会員たちが「日本へ帰りたい」という本音を池田大作氏に言います。
この時に池田大作氏は「がんばりなさい」というような抽象的な指示・アドバイスをして終わりではありません。
「この国の言葉を学びなさい」などの具体的なアドバイスをしたうえで「自由に動けるようになったら、がんばって創価学会におけるアメリカでのパイオニアになりなさい」と言ったそうです。
ほとんどの人は具体的にどうしてよいか分からないと動けない。
人に動いてもらおうと思ったら「具体的な」指示・アドバイスが必要だという事ですね。
創価学会と言えば公明党です。
公明党に大きな影響を与えるのが創価学会。
公明党は与党として政治に影響を与え続けています。
田中角栄がいた自民党と連立政権を作っています。
他方、田中角栄の時代の野党第1党の社会党はなくなってしまいました。
社会党は社民党と名前を変えましたが、今や政党要件を確保するのがやっとという状況です。
社会党は1992年までは野党第1党として存在感がありました。
1980年代には「社公民路線」というのがありました。
「しゃこうみん」路線。
「野党の社会党・公明党・民社党で一緒にやっていこう」という政治路線のことです。
民社党は民主党ではありませんし、社民党でもありません。
別の政党です。
民社党はもうなくなってしましました。
社会党・公明党・民社党のうち、2024年現在も生き残ったのは公明党だけです。
社会党はなくなってしまいました。
後継政党と言われる社民党、数議席を獲得するだけの弱小政党になってしまいました。
noteに「社会党→社民党」について記事にしています。
「元祖震災総理・村山総理と社会党 - そして福島みずほの社民党へ」という記事です。
興味があればぜひお読みください。
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