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RX100M5Aを使い続けるべきか。

一度は写真撮るのをやめようと思ってSONY α7cを手放して一年数ヶ月。
近年はどこを歩いてもマスク姿の人ばかりで、旅行に出かけたり、写真を撮って楽しんだりするという雰囲気でなかったから、しばらくなくても大丈夫だった。
少しずつ、状況が落ち着き、多少気を引き締めつつも、旅に出かけられるようになった。
一人旅でも、記憶に残るものは残しておきたいと思うと、スマホだけでは物足りない。
そんな訳でこの夏に手にしたのがSONY RX100M5A。

ポケットに入り、どこでも持ち出せるし、レンズが明るいので屋内等暗い場所での撮影にも重宝する。

札幌時計台にて


実際、取り出して構えて撮るという一連の動作がテンポ良くできる。
それだけでは十分に満足である。

残念な2点を除いては。

使ってみて、まず残念だと思ったのが電動ズームであること。
数年前、RX100M3を2度所有していたことがあるので、買う時からわかっていたことだけど、手動ではないので、端を入れる・入れないなどの時にスムーズに行かず、もどかしい。
そのため、刻々と変わる影の長さや被写体とのタイミングにズレが生じてしまう。

次に、ビューファインダーがコンパクトなのは良いけど、見えずらい。
液晶画面を見ながら撮影した方が楽。
だけど、タッチシャッター出ないので、フォーカスポイントを合わせるのがボタン操作になってしまう。

コンパクトで、AFが速く、そこそこ連写もできるので、そういった用途には向くけど、被写体とじっくり向き合い、微妙なところを詰めていくには、やはり難しい。

1インチセンサーでF値が明るい利点はあるけど、スマホの方が進化しているので、SONYをはじめ、カメラメーカー各社はセンサーサイズの小さなカメラは新たに作らなくなっている。
SONYのRX100シリーズも、M3、M5A、M7以外はディスコンになってしまった。

ただ、コンパクトでよく写るし、お散歩カメラとしては申し分ない。
インスタ映え写真が欲しいけど、スマホを買い替えない人には、スマホを買い換えるよりは入手しても十分楽しめると思う。

私はここ数年はスマホは買い替えないが、先に挙げた理由により、Nikon Zfcを追加購入したので、RX100M5Aは仕事の記録用の時にのみ使っている。

それでも、ゆくゆくは仕事の記録用のカメラはスマホに変わるかもしれず、自分のRX100M5Aは手放してしまうかもしれない。。 

可愛いんだけど。

iPhone12ProMaxで撮影したRX100M5A


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