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X100VIを2週間で手放した理由。

こんにちは。
実は、それなりに気に入っていたFUJIFILM X100VIを下取交換で手放しました。

こんな記事も書いているのですけど。

使用期間は2週間。普段サラリーマンしているので、週末を中心に撮影して2,400枚ほどでした。

これまで各メーカーのデジタル一眼レフカメラやミラーレスをの最短がSONY α7Cの1か月でしたので、圧倒的に短かったです。

主に週末の5、6日で趣味の範疇で2,400枚ですから、まあ操作性は結構良かったと思います。

出勤時にもカバンに忍ばせて、仕事帰りにスナップを撮ることもあり、コンパクトであったことには間違いないです。

それでも、手放しました。

その大きな理由は次の2つです。

1  高画素ゆえに暗所での画質がイマイチ。


暗所で撮影後のRAW現像等に時間がかかり、気に入った画にするのに時間がかかるのが気になりました。

暇を持て余している訳ではないので、そこそこ処理に時間が食うのは割に合わない気もしたのです。

さらに、X100Vよりも高画素になったのにレンズは変更なしなので、少しイヤな予感はしていたのですが、XF23mmF2同様、線が太く、精細さが物足りず、解像していない印象もありました。

レンズ交換式でないので、X100VIを使い続ける限り、このレンズで撮り続けなければなりません。

所有欲、操作系は全く不満がなかったのですが、まずこのことが大きかったですね。

X100Vから据え置くべきだったのは、レンズではなく、画素数だったのでは、と個人的に思います。

2 コンパクトの割には重く、CANON EOS R6M2と大差ない。


RF28mm F2.8 STMを装着したR6M2

X100VIはバッテリーカード込みで521gで、R6M2は670gですが、X100VIにSmallrigハンドグリップ82gをつけると603gとなり、67gしか変わりません。

さらに、スナップでは定番画角の一つ28mm相当で撮ろうとすると、X100VIはワイドコンバージョンレンズ150gをつけることになり、計753g。
R6M2にパンケーキレンズRF28mm F2.8 STMをつけると、計790gとなり、差が縮まります。

もちろん、ボディ厚み自体はX100VIの方がコンパクトなのですけど。

それでも、R6M2はコンパクトなフルサイズミラーレスカメラなんです。

R6M2も発売当初から値を下げて、X100VI同様30万円程度ですから、暗所でのスナップを撮る方なら、実はR6M2の方がオススメなのです。

もちろん、X100VIは世界中の人が欲しがり、バックオーダー待ちなので、良いカメラであることには間違いないのですが、R6M2は40枚/秒連写でき、常用ISO感度が標準:ISO100~102400(拡張:ISO50、204800)、AF精度が高く、センサーシールドまでついた良いカメラなんです。

X100VIになってAFが改善したとはいえ、R6M2の精度には全く及びません。

X100VIはどこでも持ち出せる便利さはあります。

R6M2は被写体は過酷な環境を除いては大抵の場面で安心して使えますし、レンズを替えれば被写体も選ばない、撮影体験を広げてくれるカメラです。

私自身は、X100Vで良かったのですけど、新品がない状態でたまたま入荷のお知らせがあったので購入したのですが、もしX100Vの新品があれば先に購入したと思います。

かつてX-H2で感じていた不満感をX100VIを使っていて改めて気づかされました。

とはいえ、Fujifilm XシリーズやX100VIを酷評するつもりは毛頭なく、満足度としては5段階評価で4ですので誤解なきようお願いします。

X100VIで取った動画静止画を簡単にまとめましたので、ご覧いただければ幸いです。


では今回はこの辺で。

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