デスクリムゾンはなぜクソゲー?大衆が作るクソゲー

note閲覧勢のみなさま。有間スノーです。

センセーショナルかもしれない見出しで申し訳ない。また、モノを書くのは久しぶりなので、読みにくいかもしれません


さて、デスクリムゾンと言えば誰もが(?)知るクソゲーの帝王。それはサターンユーザーだけでなく、当時を知る人、オールドゲーマー、誰もが『クソゲー』と認識しているが…

果たしてその評価は本当だろうか

デスクリムゾンは1996年、雑誌のレビューで最低点を叩きだし、『バーチャガン置いて帰ろうと思いました』『ホントにこれ売るんですか?』等々書かれた逸話を持ち、ゲーマーに笑いをもたらした。出荷本数は一万八千本である。

たったこれだけ!

サターンの日本での出荷台数600万台で、買い換えやコレクション目的で数万台は減ると思われるサターンユーザーの実に300人に1人。いや、デスクリムゾンはカルト的な人気を得たため1人が複数台揃えたり、はては国会図書館に新品が寄贈されている(※1)のを考えるとさらに実際にプレイした人は少ないはずである。

しかし、ネット上ではもはや『デスクリムゾン=クソゲー』はもはや当たり前であり、まことしやかに『どこがダメか』『クソゲーである理由』が語られている。これはなぜか

有間スノーはデスクリムゾン発売初期に語られた雑誌レビュー、2000年代に発売された『クソゲー特集』、2000年代に隆盛を極めた『プレイ動画』、現在まで続くSNSなどであるためであると考えます。

当時の雑誌のおもしろレビューから始まる『デスクリムゾン=クソゲー』の図式に触れすぎたため、『このゲームはクソゲーである』という共通認識が生まれそれが脈々と受け継がれているわけです

これは現代でも。Twitterやフェイスブックでデスクリムゾンと引けば数々のクソゲー伝説を目にすることが出来、それによりさらに『デスクリムゾン=クソゲー方程式』は強化されるわけですね。

※以下は全力でデスクリムゾンを擁護しますので、読み飛ばしてOKです

安易な決めつけフィルターを外してデスクリムゾンを冷静に観察すると、致命的なバグは(ラスボス以外に)無く、考え方によっては『非常に高難易度な、説明不足のムズゲー』とも言えます。

熱血的な(だっけ?)越前は各面にいる敵を殲滅しつつ、時にクリムゾンの力を使い(飛ぶところ)、時にその力に悶絶し(視界が傾いてたり、側転したり)ラスボスのデスビスノスを目指す…

クリムゾンを手に入れたのは越前のみ!(ダニーとグレッグは緑の石(原文ママ)などを手に入れたので、デスビスノスと戦えるのは越前だけ!執拗に敵を殲滅しようとウロウロするのは、彼の正義感と使命感によるものなのです!)

(語られませんが)病気の特効薬の成分を持つムササビは倒さず…みたいな


出典

※デスクリムゾンwiki

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2700.html

※1)デスクリムゾン(国会図書館サーチより)

https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000002755513-00/