次世代半導体：シニアもワクワクさせる新たな時代との接点

2024年6月8日 21:41

2024年6月8日、ヤング日経が取り上げた用語は「次世代半導体」でした。
私の地元、熊本へのTSMC工場進出の話題とともに、いま半導体が注目を集めています。

次世代半導体は、私たちの生活を根底から変える可能性を秘めており、まるでタイムマシンのよう。
未来への扉が開く音が聞こえてくるようです。

想像してみてください。回路線幅が数ナノメートル、髪の毛の約1万分の1の細さで作られる半導体。
この微細な世界でトランジスタが躍動し、計算能力が生まれます。

現在量産されているのは3ナノメートルプロセスですが、業界はさらに小さな2ナノメートルプロセスへと目を向けています。
それが次世代半導体です。
私には、小さな宇宙に無数の星を詰め込んだように感じられます。

2ナノメートルプロセスは、半導体の性能を押し上げ、エネルギー効率も向上させます。
エネルギー消費の削減、そしてより小型で高性能なデバイスの実現。
この技術の進化は、スマートフォンやパソコン、自動車や家電製品といった身近なデバイスの性能向上に直結します。

これは、技術的な進歩だけでなく、私たちの生活スタイルやビジネスの形を大きく変える革命かもしれません。

「次世代」と聞くと、遠い未来の話のように思えますが、実はその扉はすぐそこにあります。
私の住む熊本は、TSMCの工場進出で日本の半導体製造の最前線に立っています。

かつてシリコンアイランドと呼ばれた九州では、半導体製造の技術が途絶えてしまい、今は新たな人材の育成が急務となっています。

そこで温故知新。

私たちシニア世代が持つ知識や経験が、この新しい技術の世界で新たな価値を生み出す手助けになるかもしれません。
旧世代の技術や思考が新世代の技術にどのように息吹を与えるのか、期待しています。

私のようなシニアがヤング日経のリスナーである次世代（孫世代？）と世代を超えた学びを共有できれば、それは大きな喜びでとなります。
これからも多くの気づきを共有していきたいと思います。

出典：ヤング日経　2024年06月07日　10秒ビジネス用語「次世代半導体」

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