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<読書記録>「疑う」からはじめる。

「定年後に新しい人生はやってこない」
これ、きついわー来年60歳で定年なのですよねー私。

書籍「「疑う」からはじめる。」の<CHAPTER 05:自分自身を疑う>の文章で、複業をすることで他人と競わずにユニークな存在でいられる、という複業のススメみたいな内容なのですが、自分にとっては一番ガツーンときました。

【出典】書籍:「疑う」からはじめる。これからの時代を生き抜く思考・行動の源泉
著者:澤円  出版社:アスコム

これからの時代を生き抜くマインドセット=あたりまえを疑う

あたりまを疑うたぶん後になって振り返ったら今が時代というか価値観の転換点にあるのだと思う。
そんな「あたりまえを疑う」ことが、これからを生き抜くためのマインドになるのだなと、この本で思わせてもらいました。
(まあ、来年定年だし、あまり先のことは気にしなくてもいいかなーと思ってますけどね)

5つの疑うから始める

CHAPTER 01 時間を疑う
時間を無駄にさせられることに抵抗しよう
・「時間」の無駄に対する抵抗感を持つ
・「ゼロを1にする」こと以外は、仕事にしない
・自分にとって苦痛な時間を取り除く
ミヒャエルエンデの小説「モモ」では、大人たちは「時間貯蓄銀行」に騙されているのに気が付かなかったよね。

CHAPTER 02 ルールと慣例を疑う
おっさんたちに牛耳られるな
・過去の価値観でつくられた「同調圧力」からはできるだけ距離をおく
意識の低いおっさんたちからの「風あたり」を楽しむ
・「正解」を探す呪縛から開放される
・肩書ほど脆いものはない
私のお気に入りYouTubeチャンネル「モモウメ」の「【理解不能】会社にあるルールが謎すぎるのでマニュアル作りました」まさにコレですね

CHAPTER 03 コミュニケーションを疑う
言いたいことと聞きたいことは違う
・自分が言いたいことが、相手が聞きたいことではない
・体験が顧客の心を動かす。事実だけでは顧客の心は離れる
・「モノ」を売るな、「満足」を売れ
マーケティングの金言「顧客が欲しいのはドリルじゃなくて穴」ですね。

CHAPTER 04 マネジメントを疑う
そもそもマネジメントとは管理することじゃない
・マネジメントが「管理」だと思っているうちは、結果は出ない
・ミスを怖がるな。失敗は修正すればいい
・最悪なマネージャーに共通するいくつかのこと
「もしドラ」(もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら)読んだときには、みんなマネジメントについて理解した気になっていたような気がする。

CHAPTER 05 自分自身を疑う
なりたい自分をプロデュースしよう
・自分に役立つ人脈づくりは意味がない
・好きなことだけやって、生きていい
・定年後に新しい人生はやってこない
広告代理店の人のヒゲ比率が高いのはセルフプロデュースなのだろうか、まあ似合っているかは別にして。
そういえば自分も一度ヒゲにチャレンジしたことがあったなー、まあ似合っていたかは別にして。
どちらにしても著者の澤円さんほどの髪型のインパクトは、そうそうないかな。
これでバリバリのビジネスパーソンなのだから。

結局自分で正しく考えるということなのかな

本書で紹介されていた日本人のマインドセットとして次がありました。
「仕事の始まりの時間には厳しく、終わりの時間にはゆるい」確かに・・

「疑う」というと相手を下にみるマウンティングみたいに思われるかもしれないけど、ここで言う「疑う」とは『自分で考える』ということで、自分は物事をよく分かっていないということを理解して考えていこうという謙虚な姿勢だと思います。
まあ、著者のキャラクター(セルフプロデュース)が挑発的に見えるので勘違いされそうですけど(笑)

<極個人的ピックアップ>
●思い込みを排し「あたりまえ」を「疑う」
●肩書をはずして仕事をしてみる
●ミスを怖がるな。失敗は修正すればい

↓↓ 上記内容を1枚企画書にまとめてみた ↓↓

1枚企画書_「疑う」からはじめる。


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