画像生成AI
今日の用語は「画像生成AI」
2024年6月10日放送の「ヤング日経 10秒ビジネス用語」で紹介されていたのが「画像生成AI」。
ヤング層向けの番組だけあって、最新の用語が取り上げられましたね。
番組の冒頭のニュースでは「生成AIスタートアップ、23年調達額6割増 430社市場地図」が紹介されていました。エンディングでもパーソナリティが「生成AI」の大学での体験談を語っていました。
そのような背景から、生成AIの中でも特に注目されている「画像生成AI」が選ばれたのでしょう。
シニアの私にも興味のある用語ですね。
画像生成AIとは
早速「画像生成AI」について調べてみました。
概要
画像生成AIは、人工知能を使って新しい画像を生成する技術です。機械学習やディープラーニングなどの手法を使い、大量の画像データから新しいパターンや特徴を抽出し、それを基に新しい画像を作り出します。
注目ポイント
特に注目されているのがテキストから画像を生成するtext-to-image機能です。
テキストを入力するだけで高品質な画像を生成できるのが大きな特徴です。
代表例
DALL-E2:
OpenAIが開発したツールで、自然言語処理と画像認識技術を組み合わせ、多様な画風や視点、色彩表現が可能です。抽象的な概念にも対応できます。
StableDiffusion:
Stability AIが開発したオープンソースのツールで、写実的なアートワークや写真のような画像を生成できます。
Midjourney:
Anthropicが開発したツールで、対話型のインターフェースが特徴的で、クリエイティブな分野で高評価を受けています。
作成例
私が愛用しているCanvaにも画像生成AI機能が備わっていましたので、試しに「画像生成AIを初めて使って驚いているシニア男性」をアニメ、写真、3D、水彩画の4つのスタイルで生成してみました。
クリエイティブが変革を迎える
画像生成AIを活用することで、広告やマーケティング、エンターテインメントなどのコンテンツ制作が手軽になり、クリエイティブの幅が広がります。デザインや広告の制作などは自動化が進み、ラフ確認の工程を省略して半完成の段階で確認できるようになるかもしれません。
ただし、課題もあります。
著作権の侵害や偽情報といった「倫理面」の問題や、生成された画像の品質やリアリティが不十分な場合がある「品質と信頼性」の問題が指摘されています。 新しい技術なので社会的に未成熟な面もありますが、適切な利用ガイドラインの設定や管理体制の構築が求められます。
シニアの私にとっては、AIツールがどれだけ自分の知力や能力の衰えを補完してくれるのか、そして使いこなせるのかが気になるところです。
よければサポートをお願いします。 サポート内容はこれからのクリエイティブ活動に役立てます。 よろしくお願いします。